ソノマの暮らしブログ

カリフォルニア州ソノマに住んで25年。第二の故郷と決めた美しいワインカントリーで、ワインを追いかけて暮らしています。

ファーメンテーション・バー

私が住むソノマの町から車で1時間ほど北へ行ったところにヒールズバーグという町があります。

昔はソノマのプラザを小さくしたみたいな町だったのですが、ここ10年ほどで、ワイン産業の発展と共に、ビジネスのお客さんとツーリストが増えたせいでしょうか、なかなか面白いところがある町になりました。

そのひとつがSHEDと名づけられたところです。このなかにキッチン用品のコーナー、お花や植物のコーナー、カフェ、コーヒー・バー、そしてファーメンテーション・バーがあります。

私にとって興味深々だったのが、ファーメンテーション・バー。

Fermentation(発酵)させた飲み物が出てくるわけです。

自家製の紅茶キノコとケフィア水、自家製の酢と生のハーブとか、フルーツで作ったSHRUBSと呼ばれる飲み物を造る素からユニークでさっぱりした飲み物を作って出してくれます。

紅茶キノコはずいぶん昔に日本でもブームになったことがありますよね。この辺りではオーガニックのスーパーなどで小瓶で売ってます。ちなみに紅茶キノコは英語でCombchaというようで、最初、この言葉を耳にしたときは、昆布茶のことかと思いました(笑)。

ケフィアはヨーグルトきのことして日本では知られているようですが、乳酸菌と酵母で発酵された発酵乳です。ケフィアを酢に中に入れると結晶と澄んだ液体に分離します。その澄んだ液体を飲み物の作りに使うのです。

とっても親切で全部少しずつ味見させてくれて、それから好きなのを注文できます。私が好きだったのは玄米茶と梅干を紅茶キノコにミックスした飲み物でした。梅干のすっぱすぎない美味しさがコクになっていて、爽やかでした。

ケフィア水とレモンとショウガの飲み物もなかなかです。

この飲み物は良質バクテリアが入っているわけで、健康に良い飲み物ということなんだと思います。

ワインカントリーのファーメンテーション(発酵)バーですから、もちろんワインもあります。

ボトルもリストに載ってますが、WINE BY TAPと呼ばれていますが、生ビールと同じシステムでステンレスの樽に入れられたワインが、生ビールと同じようにハンドルを下げてグラスに注がれます。

フレッシュなワインが飲めるのが特色です。今、トレンドになっているワインが数種あって、このバーの買い付けをする方のセンスが伺えます。

健康飲料だけで帰るはずがない私は、しっかり BY TAPから今話題の酸味が利いたシャルドネと、構成がしっかりとしたシラーをオーダーして、なるほど、うんうんとワインを楽しみました。

ワインにマッチする料理がメニューに載っていて、一皿オーダーしても二人で十分に楽しめるボリュームでした。

甘くないさっぱりした自家製のイチゴのアイスクリームがサービスでさりげなく出されて楽しさ倍増。

こういうバーは、アメリカでここだけかもしれないとのことです。

この町には、フライイング・ゴート(豆の選択からローストまでこのカフェでしてます)というとっても美味しいコーヒーを出すカフェがあるので、そこでカプチーノを飲んで幸せ気分で帰途。

 

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母の日と野球

相棒はサンフランシスコジャイアンツのシーズンチケットを友人3人でシェアーしています。それでも球場に通うには結構な回数です。

ちょうど母の日のチケットを持っていました。母親(彼のじゃなくて娘の)の私を置いて野球を見に行くわけにも行かず、相棒も考えたのでしょう。

「母の日は娘と二人で野球を見に行くのはどうかな?」と提案。私と娘は大賛成。なんせ彼が球場まで送り迎えしてくれるのだから、娘にとってもいうことなしなわけです。

球場近くのカフェの前でおろしてくれて、「ここのサンドイッチが美味しいからここで食べていけば」と親切。

娘は定番どおり球場でホットドッグとビールと思ったようですが、私がサンドイッチがいいというのに賛成してくれて、まずは二人でサンドイッチを食べました。娘の父親はジムに行って、それから友人に会うからと、いそいそと消えました。

この日の相手チームはマリナーズ。イチローがプレーしてました。イチローはアメリカの野球界でもとても尊敬されていて、球場に行くまでの間、ラジオでスポーツトークショーを聞いていたのですが、「イチローは究極の野球人」だと話してました。

そして41歳のイチローがいつまでプレーするかわからないというのです。そんなイチローをこの日は凡打とフォアボールで一塁へ出ただけと不振でしたが、ちゃんと見てきました。

ジャイアンツに今年からやってきたのが青木選手。外野で左を守っていて、一番打者です。イチローとは反対にこの日の青木選手は攻撃に守備にと大活躍。

母の日に初めて野球を見に行ったのですが、私たちの隣の席にお母さんと息子が来てました。息子さんがホットチョコレートを席で買ってたので、娘も買うことにして注文(ビールを飲んだ後です)したら、隣の背が高くて素敵な(サングラスをかけてたので瞳が見られず残念)息子さんが、「彼女の分も僕が払うから」と、なんと隣に座っていた娘にも買ってくれました。野球大好き風なお母さんは、大きな声で応援。息子さんは笑ってました。素敵な光景でした。

母の日に家族連れで野球を見に来てる人たちが結構多くて、野球選手たちがテレビの画像から「母の日おめでとう!」っていってくれるし、楽しい母の日ムードいっぱい。

9回裏2アウトで、ジャイアンツがさよなら勝ち。上機嫌で球場を出ると、もう一組の背の高いお母さんと背の高い息子さんも、仲むつましく歩いてました。

母の日に息子と野球、私は娘と野球。幸せでした。

ショートの後ろに見えるのが青木選手。

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CIAで楽しいイベント

418日にナパ・ヴァレーのセント・ヘレナという町にあるCulinary Institute of America (略してCIA、クッキングとワインの学校)というところで aBASH(大文字と小文字間違ってません)と題するイベントがありました。

CIAとこの地区の栽培地のセント・ヘレナ・アペレーションという組織のコラボで開かれたものです。この組織に属するワイナリーのうち、25ワイナリーが参加。参加ワイナリーが注ぐワインにマッチする料理をCIAのライジングスターの生徒と地元レストランのシェフが作って、ベストのワイナリーと料理のマッチングを参加者が選ぶという楽しいイベントです。

例えばスポッツウッド・ワイナリー(Spottswoode Winery)2012年カベルネ・ソーヴィニヨン(素晴らしいワインでした!)に合わせてチームNo.20は骨髄を使った一品、

Bone Marrow Macaroni and Cheese with a bacon, Brussel Sprout, and Smac Crumble served on an Artichoke Leafというのを作ってましたが、とってもよくマッチしていました。

もう一つユニークなマッチングだなあと思ったのが、トリンチェロ(Trinchero)の2011年のプティ・ヴェルドに合わせてチームNo.2が作った、Garden Radish with Beef and Blue "Butter"という一品。赤の細長い小カブの中にビーフとブルーバター(チーズっぽかった)をつめたもので、小カブはさっと酢に漬け込んでいたようで、食べた後にちょっと残る酸味がワインの味を良くしているのに驚きました。

写真はカブが土の中に埋められてるようですが、この土っぽいのはチョコレートの粉とかのミックスで食べられるものでした。このプレゼンテーションもユニーク。

参加者は楽しそうに張り切ってメモを取ってました。セント・ヘレナ地区のフルーティな味わいがびっしりと詰まったワインを一口サイズの一品と共に美味しく飲ませてもらいました。

ワイン&フードの世界を盛り上げようというグッドアイデアのイベントでした。

 

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