ソノマの暮らしブログ

カリフォルニア州ソノマに住んで25年。第二の故郷と決めた美しいワインカントリーで、ワインを追いかけて暮らしています。

CIAで楽しいイベント

418日にナパ・ヴァレーのセント・ヘレナという町にあるCulinary Institute of America (略してCIA、クッキングとワインの学校)というところで aBASH(大文字と小文字間違ってません)と題するイベントがありました。

CIAとこの地区の栽培地のセント・ヘレナ・アペレーションという組織のコラボで開かれたものです。この組織に属するワイナリーのうち、25ワイナリーが参加。参加ワイナリーが注ぐワインにマッチする料理をCIAのライジングスターの生徒と地元レストランのシェフが作って、ベストのワイナリーと料理のマッチングを参加者が選ぶという楽しいイベントです。

例えばスポッツウッド・ワイナリー(Spottswoode Winery)2012年カベルネ・ソーヴィニヨン(素晴らしいワインでした!)に合わせてチームNo.20は骨髄を使った一品、

Bone Marrow Macaroni and Cheese with a bacon, Brussel Sprout, and Smac Crumble served on an Artichoke Leafというのを作ってましたが、とってもよくマッチしていました。

もう一つユニークなマッチングだなあと思ったのが、トリンチェロ(Trinchero)の2011年のプティ・ヴェルドに合わせてチームNo.2が作った、Garden Radish with Beef and Blue "Butter"という一品。赤の細長い小カブの中にビーフとブルーバター(チーズっぽかった)をつめたもので、小カブはさっと酢に漬け込んでいたようで、食べた後にちょっと残る酸味がワインの味を良くしているのに驚きました。

写真はカブが土の中に埋められてるようですが、この土っぽいのはチョコレートの粉とかのミックスで食べられるものでした。このプレゼンテーションもユニーク。

参加者は楽しそうに張り切ってメモを取ってました。セント・ヘレナ地区のフルーティな味わいがびっしりと詰まったワインを一口サイズの一品と共に美味しく飲ませてもらいました。

ワイン&フードの世界を盛り上げようというグッドアイデアのイベントでした。

 

続きを読む
1381 ヒット

旱魃

 

カリフォルニアの旱魃が深刻であるというニュースが日本でも流れたと父が言ってました。

今年で4年目を迎える旱魃は、深刻さを増してきてます。とはいっても深刻の度合いは、土地によって違いがあります。

北カリフォルニアの私が住んでいるワインカントリーでは、深刻さを肌で感じるほどまではいっていません。先日カーネロス地区にあるワイナリーに行ったのですが、貯水湖にはまだ水がたっぷりありました。でも例年に比べると少ないということで、今のところはオーケーだけれど、この先はわからないとのことでした。

そしてブドウ畑を指差して、「地面が今はまだ湿っていなければならないのに、乾いているでしょう。旱魃の影響は明らかです」と話してました。

私が住んでいるソノマに比較的近いところで深刻な害が出ているのが、セントラル・ヴァレーです。テレビで放映される画像は大半がこのヴァレーです。ブドウ栽培、アーモンド栽培(大量の水が必要で深刻な害が出てる)果樹への影響、井戸が涸れてしまった村があったりと深刻です。

カリフォルニア州知事が旱魃についての指令(命令?)を出しました。

内容をざっとあげてみます。

水道水の使用量を25%少なくすること。(例えば水洗トイレの水を流す量が少ないシステムに変える)

新築する家の庭はドリップ・イリゲーション(ぽとぽとと水滴を植物の根元に落とすシステム)設置の義務付。

旱魃対策に1億ドルの予算を組みました。このお金の多くが長期にわたる廃水のリサイクルシステム設置と食料に必要な水の供給保護、そして海水の脱塩設備設置に使われるとのこと。

この影響で大学のキャンパスや公園の芝生は瑞々しい緑色っていうことはなくなりそうです。ゴルフ場はどうなんでしょうね??

州民に出来ることは何かと考えなければなりません。

ナパの友人は前庭にきれいに咲いていたバラの数々を引き抜いて岩だけの庭に変えました。この努力に対して州政府が多少の補助金を支払ってくれるようです。

サンタ・ローザの友人はプールを埋めてしまいました。この作業に来ていた人が、多くの家でプールを埋め始めたので、忙しいと話していたそうです。

今までにも廃水再利用の設備を持ってるワイナリーが結構ありましたが、これから、もっと増えることと思います。

我が家では、シャワーや洗顔をするときに、タンクから暖かいお湯が出るまで待つ水を流してしまわずバケツにとって、必要な庭の木などにあげています。

この夏は野菜もお肉も(アーモンドはもちろん)高くなることでしょう。

そうそうサンフランシスコのカフェやレストランでは「お水をください」と頼まなければお水は出てこなくなったようです。

続きを読む
1545 ヒット

Yountville Live

31922日に「ヨントヴィル・ライブ」というイベントに行ってきました。初イベントです。

ヨントヴィルはナパヴァレーのちょうど真ん中あたりにある瀟洒な町です。

ナパの町も最近いろんなレストランが出来たし、セント・ヘレナもいいですが、ヨントヴィルに泊まるのもいいと思います。

週末にちょっと出かけて、この町を散策するのも楽しいです。

French lundryを始め、Bouchon, Bistro Jeanty, Hurley, Reddなどなど、良いレストランが勢ぞろい。この町に泊まるとどのレストランにも歩いていけるのが嬉しい。

アトリエ、テイスティングルームに立ち寄りながら,端から端まで歩くのもいい感じです。みんなゆったりとリラックスして歩いています。

町は清潔で品があって、あちこちにきれいな花が咲いてる小さな公園があって、道路沿いにはかわいい彫刻が置かれています。

Bouchonのベーカリーには、一日中長い列が出来てました。日本人も並んでましたよ。

で、イベントですが、金曜日と、土曜日と行ってきました。

金曜日は2つのコンサートがありました。最初のコンサートは Noah Gundersen 深い澄んだ声とバイオリンを弾く女性とのハーモニーに心が洗われるよう。

これに合わせてChiarello Family Vineyardsのワインとテレビ番組でもクッキングショーを受け持つ Michael Chiarelloが造ったスナック

 

次のコンサートへ歩いていきました。

Scars on 45というイギリスのバンドで、こちらもすばらしかったです。イギリス人らしい乾いたジョークも楽しみました。

ワインとスナックはJessup Cellars. ここのワインはテイスティングルームでしか売ってないとのこと。ソーヴィニヨン・ブランとプティ・シラーでしたが、カリフォルニアワインに馴染み深い人たちが美味しいといって飲むワインにきちんと仕上げてありました。

土曜日はヨントヴィルのメジャーレストランとワイナリーが参加してのイベント。参加レストランの前にテントが張られています。カラーコーディネートした風船が風に揺れて、「おいで、おいで」と誘ってる(ようにみえる)ところへとなびいていきます。

レストランが出す食べ物(1品)とマッチするワインを出すワイナリーが並んでいます。

例えばBistro JeantyのパテとClos du Valのシャルドネかメルロー。とてもよくマッチしてました。

最後はグランド・テイスティング、20のワイナリーが参加。

仲間たちと、あるいはカップルが、例えばサンフランシスコの南にあるサン・ホゼからもやってきてました。

参加レストランもミュージシャンもワイナリーも、一流のイベント。

来年も開催されることを祈って、帰路につきました。

イベントが無いときでも、ほっとさせてくれる気持ちのいい町。ワイナリーを訪れるのにも、場所的に便利ですよ。

続きを読む
1480 ヒット