ソノマの暮らしブログ

カリフォルニア州ソノマに住んで25年。第二の故郷と決めた美しいワインカントリーで、ワインを追いかけて暮らしています。

盆栽と万歳

スペイン語のクラスで仲良くなったクラスメイトが2人います。メアリーとシェーレンです。

Sonoma Botanical Garden(ソノマ・ボタニカル・ガーデン)というきれいな植物園でボランティアとして働いているシェーレンが「第一金曜日に盆栽の写真を撮るクラスがあるので、一緒に行ってみない?」と誘ってくれました。

「写真を撮るのが大好きなので、そういうクラスとってみたい」と私。

「私はそんなに写真を撮るのが上手じゃないけど、そのクラス面白そうね」とメアリー。

ということで3人でこのクラスに行くことにしました。
Sonoma Botanical Garden(ソノマ・ボタニカル・ガーデン)は1987年に設立され, アジアの植物とカリフォルニア原産の植物が植えられていて東洋と西洋が出会う小さな森のような植物園です。

Sonoma Botanical Garden[https://sonomabg.org]

1968年、慈善家で植物愛好家のジェーン・ダベンポート・ジャンセンという人が、マヤカマス山脈の麓、グレンエレン北東のこの敷地を購入して、1987年に植物園を設立しました。

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2017年まで毎年、植物採集遠征を続けて、種から育てた植物も植え続けました。現在、北アメリカで最も大きな、科学的に記録された野生由来のアジア植物のコレクションのひとつを誇っている植物園になりました。多くの希少種や絶滅危惧種も含まれています。特にオーク、カエデ、モクレン、ミズキ、針葉樹、ユリ、シャクナゲ、バラの種類が充実しています。2000年代初めに一般公開されて、2021年から名前がソノマ植物園(Sonoma Botanical Garden)になりました。既存の地形を生かして、アジアの森に合うように、池や曲がりくねった小川も作らて、アジアとカリフォルニア原産の植物が植えられています。大きすぎず、小さすぎず、ゆったりと散策するのにぴったりの植物園です。

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IMG_9233.jpgソノマの盆栽同好会がこの植物園で盆栽の展示会をしているので、それを機会に写真の撮り方を教えてくれるクラスで、先生はスペイン人の方でプロの写真家ということです。

3人で盆栽撮影クラスの話をスペイン語のクラスがあるヴィンテージ・ハウスの駐車場でしていたのですが、何とも気になることがありました。盆栽という言葉がバンザイに聞こえるのです。外国人の日本語の発音がちょっと違うのは当たり前なので、神経質にならないんですが、このボンサイがバンザイに聞こえるのは、とても気になりました。

昔、発音をしつこく直されて、うんざりしたことがあります。ベトナム人のお友達が私の大好きな麺類の「フォー」の発音を「ノー!」と言っては何度も直すのです。でも私にはその発音の違いさえわかりませんでした。その時に通じればいいんだから、ちょっとぐらい発音が違ったっていいじゃないかと思ったのです。例えば日本語の「カラオケ」が英語では「カラオキ」になっていても気にしません。

でもこの「バンザイ」と「ボンサイ」は気になりました。

IMG_9241.jpgそれで「ちょっと直してもいい?この写真のクラスは『バンザイ』じゃなくて『ボンサイ』と言ってくれない?『バンザイ』というのは、こういう意味なの。」と私が両手を挙げて万歳!といったら、とても受けて2人がゲラゲラ笑いました。英語ではオとアとエの真ん中ぐらいの発音がよくあるので、普通は気にしないのですが、万歳!になっちゃうのはちょっとね思ったのです。

第一金曜日に10時のクラスに行きました。普通はアメリカ人は5分くらいは遅れると思っていたのですが、私が10時5分頃に着いたら、参加する人の全員が来てて、「エミコ、ここよ!」とメリーがドアの前で手を振りました。

「先生とみんなにボンサイとバンザイの違いを教えておいたからね」とメアリーが言ったので、ここでも集まっていた参加者の前で「万歳!」って実演したら、ここでも大受けで大笑い。

IMG_9246.jpgカリフォルニアは暖かいから盆栽の木々たちは日本の盆栽に比べるとすべて大きめです。展示されてる盆栽の作品たちも、日本と違って大きいなと思ったんですが、この木の幹を見ると、何十年も慈しんで育ててきた木だということがわかります。その土地で盆栽文化を尊敬して丹念に盆栽を育てている人たちに敬意を表したいと思いました。

このクラスの先生は優しくて気さくに、普段、写真を撮っていて気が付かないでいたポイントなどを教えてくれました。

次のクラスでは、花見をチェリーブロッサム(cherry blossom)というのですが、いろいろと咲いている花を観察しながら歩いて写真を撮るクラスがあるので参加しませんかと誘われて、是非参加したいと思いました。和英辞書に花見はCherry blossom viewingとありますが、私はこの辺りでは聞いたことがありません。チェリーブロッサムの花というと、私にとっては桜の花の下で宴会をするイメージなのですが、ここではHanami(ハナミ)とよんでいて、文字どおり花を見るクラスで、花をめげながら写真を撮るというイベントなんですね。どんな写真の撮り方をしてくれるのかとても楽しみです。

今はソノマは夏です。このイベントに参加してから数か月後に書いてます(苦笑)

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私のスペイン語の先生

頭の運動のために昨年からスペイン語のクラスを取っています。

クラスは ヴィンテージ・ハウス・ソノマというシニアセンターにあります。 会員制ですが、 会員じゃない人もちょっとお金を余計に払えば 授業が受けられます。このセンターではダンスやエクササイズ、ピンポン、麻雀、語学、絵画など 色々なクラスがあって、いろんな人が参加してます。午前中は若い人も取ってるダンスのクラス なんか もあります。日本の公民館 、あるいはシニアセンターみたいなものでしょうかね。

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金曜日のお昼は会員以外の人もオーケーの無料のスープランチ(午前11時から午後1時まで)、水曜日のサンドイッチデーは会員だけ予約制(128人分)ですが、無料でランチ(12時から午後1時まで)が楽しめます。知人は金曜日を友達とランチをする日に決めていて、毎週、一緒にランチをして楽しそうです。私はグルーテン(小麦粉)がダメなので、残念ながら彼女の社交サークルに参加していません。サンドイッチは食べられないし、グルーテンフリーじゃないスープが結構出されるからです。

私が取ってるスペイン語のクラスは水曜日1時15分から2時15分まで、一時間授業です。ちょうど眠くなる時間帯です。ダイニングルームに無料のコーヒーカウンターが設置されていているので、クラスの前に眠気覚ましにコーヒーを飲むのが楽しみです。

時々、関心のあるテーマのセミナーを取ることがありますが、クラスは今のところ、スペイン語のクラスだけです。過去にもスペイン語のクラスを取ってたのですが、お年寄りの先生が、もう教えるのは無理というのでクラスがなくなってしまいました。なので全くの初心者じゃないんですが 、 会話のクラスに入るほどのレベルでもないので 、復習ということで通ってます。覚えるのより忘れるほうが早くて、毎週習うことが新鮮です(笑)

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先生の名前はジャクリーン・ラクロワ。フランス生まれで、フランスで教育を受けました。ベイエリアの 2 つの私立学校で 16 年間教師を務めてきました。5 つの言語を理解し、そのうち 4 つの言語で読み書き、会話ができます。

雨降りのある日、私だけ先にクラスに行きました。

「私はヨーロッパ 生まれなので 、毎日、雨が降っても普通なんだけど、カリフォルニアの人は雨が降るとクラス を休む人が多いわね」 と先生。

何十年も教えてた方なので、とても 要領よく、 きちんと 優しく教えてくれます。 生徒は10人(全員シニア)ぐらいですが、 一人一人の顔を見て、大丈夫か という風に確認をしながら教えてくれます。

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「ジャックリーン、あなたは本当にフランス人ね」生徒の一人が感心して言いました。クラスに来るたびに違う服を着てきてくるのです。 ピンク系の 花柄 のブラウス に白いスラックス。 白い靴でピアスも白でした。

ある日は船乗りさん? みたいな服装できました。 濃紺と白 のストライプの T シャツにブルーのスカーフ、スラックスは白、イヤリングも白でした。時には ジャラジャラと ブレスレットをたくさんつけてきたりします。

今回の写真に出ているのは 全部黒でベストのショルダーラインと裾に茶色と白のが入ってます。 ふと気がつくと中に着てるブラウスも、模様が茶色と白です。小粒のピアスは黒。皮のジャケットは茶色です。

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服装をコーディネートするのは当たり前の世界から来ていらっしゃる方なんですよね。 私も学びたいな と思います。

教えるだけじゃなくて、服装に気を使っているというか、コーディネートを楽しんでいらっしゃるところが素敵です。 小柄で写真の通り すごくスタイルがいいとか言うのではないんですが 、魅力的です。 年齢は 80代の後半ぐらいでしょうか。

私は田舎で服のコーディネートなどには無関心で育ったので、おしゃれは苦手で、先生のようにはなれませんが、少しでも真似したいなと思っています。

先生は 独身(今は独身みたいです)か離婚したか 死別したか、 プライベートなことは聞かないのでわかりませんが、 娘さんが結婚してドイツにいると言ってたので、 ヨーロッパとも関係のある暮らしをしてる方だと思います。 国際的な女性というのは素敵です。

日本人が大好きで、私の顔見ると にっこり笑って挨拶してくれます。

いくつになっても服装に気を配って、朗らかに笑って、誠実にスペイン語を教えてくれる先生です。私のヒーローがもう一人増えました。

いつまでもこの先生のように生き生きとしていて、芯がしっかりしてて、スタイリッシュ な女性でありたいものです。

クラスは60代以上の人が多いので、競争とか、はったりが一切なくて 気楽で 和やかです。わからないとこは正直に わからないと質問すると、ちゃんと受け入れてくれて、 きちんと説明してくれる先生なのがありがたいです。

文法や単語を暗記しても、次の週には記憶に残ってるのが少なくて苦笑してます。 まあそれはそれとして 頭の体操になると思って頑張ってます。

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昨日の友は今日の敵

視力検査とメガネ、そしてドライアイの治療をして下さる先生からドライアイと近視が進む私に「1週間 iPhone を見ないこと。それからバードウォッチ するといいです」と強く勧められました。

早速、 望遠鏡を買って鳥を観察しようと決心しました。 夕方と朝に可愛い声で鳴く小鳥たちに癒されてたので、鳥を観察するのも悪くないなと思ったのです。それに目にもいいし。 庭にやってきて、ぴょん、ぴょんとホップしながら何かをついばんでる小鳥たちを見て可愛いなあと幸せな気分で眺めていたものです。

数年前にミニチュアとレギュラーのブルーベリーの木をパティオの囲いとして鉢に植えてみました。水と肥料を与えないと、実はたくさんついても粒が大きくなりません。今年はブルーベリーをつまんで食べるようにしようと、気合いを入れて、肥料を与えて、頻繁に水をあげています。せっせと 世話した甲斐があって ブルーベリーの実がたくさんつきました。粒もそれなりに大きくなってます。
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毎朝、そろそろ 色をつくころかなとチェックしていたのですが、なんとベリーの数が少なくなっているのです。 それも 家から遠いところのミニチュアの 可愛いベリーの実が半分以上 減っていました。 家の近くのブルベリーも、なんとなく 数が少なくなってるのです。

ちょこちょこと何かをついばんでるかわいい小鳥たちが鉢植えのブルーベリーを食べに来てることに気が付きました。それもまだ色がついていないのに。このままだと 熟成したブルーベリーが食べられなくなりそうです。

これは何か対策しなくちゃいけないと、 キラキラと飾る風車 を Amazon から買いました。四苦八苦して風車を組み立てて、鉢植えに差し込みました。でもそれでは十分じゃないようなのです。それできらきら光るリボンを娘が買ったのがあると電話で教えてくれたので、リボンも枝に巻き付けました。
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これでいいかなと思って、 庭で朝,コーヒーを飲みながら山を眺めていたら、ブルージェイがさっとブルーベリーの木から飛び立ってるのが見えました。 人がいるのにも関わらず 、平然とブルーベリーの木に寄ってきてるのを見て「マジ?」。
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ブルージェイは色が文字通り青くて綺麗な鳥なので好きでした。友人が「ブルージェイは嫌い。悪さをするから」と言っていたのを思い出しました。

この夏、 私はブルーベリーを何個食べられるのでしょうか?何とか10粒ほど摘むことができました。熟するまで待ってたら、小鳥たちに食べられてしまうので、まだ少し酸っぱいのを承知で採りました。酸っぱいブルーベリーを複雑な気持ちで味わいました。
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「昨日の友は今日の敵」の気分です。この諺 の使い方を勘違いしてますが、 文字通り 昨日まで可愛いなと思ってた小鳥たちが、今日は敵なのです。ブルーベリーのシーズンが終わったら、「昨日の敵は今日の友」になるの かな。

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