出版物

出版物のご紹介
 

1990年 小冊子「グレンエレン物語」発行
1993年 「カリフォルニア・ワイン・パスポート」出版
1995年 小冊子「ソノマワイン、伝統・気候・刷新」発行
1995年 小冊子「ワインカントリー、ソノマへのお誘い」発行
2002年~
2005年
小冊子「California Wine Perspective」を隔月発行
2005年以降、オンライン化へ
2009年 「女性のためのカリフォルニアワインの本」出版
2016年 「カリフォルニアワインの里 ソノマの暮らし」出版

小冊子「California Wine Perspective

ca-book.jpg2009年秋に牧歌舎から出版した「女性のためのカリフォルニアワインの本」お蔭さまでご好評いただいております。
10年以上も前に「カリフォルニア・ワイン・パスポート」を出版しましたが、この本は日本語でカリフォルニアワインについて書かれた唯一の教科書的な本です。
今回の本は「ワインは好きなんだけれど、いろいろ知識がないとだめなのでしょう?」とワインを敬遠しがちな女性の方に読んでもらいたくて書きました。
気軽に読んでいるうちに、なんとなくカリフォルニアワインがわかって飲みたくなってくれれば最高です。
日本全国の主な書店に置いてあります。もし無い場合は本屋さんに注文を入れて取寄せてもらうか、アマゾンのサイトから手に入れることもできます。
ピンクの表紙にマニキュアをした華麗な手がグラスを持っているイラストが入っています。
女性のためとしましたが、もちろん男性に読んでもらえたら、それもとっても嬉しいです。

amazonソノマでの日々の暮らし、四季折々の行事、友人たちとの交流、移民問題、文化、ソノマの歴史、ワインなどについて書きためていたものをまとめました。

知人から「情緒豊かに綴られたエッセー」「今まで見えなかったカリフォルニアが見えた」という褒め言葉をいただいています。

小冊子「California Wine Perspective」はこうして生まれました

長い間、ワイン誌のレポーターをしていました。レポートというのは自分の意見を書くことはありません。なぜなら最新情報やイベントを正確に報告するのが目的だからです。そして、広告を出している会社が扱っているワインについては、マイナスになるようなことを決して書いてはいけないという暗黙のルールがあります。取材を重ねていくうちに、実際に自分の目で見たり、味わって感じたことを、時にはマイナスの要素が大きくても正直に書いてみたい、自分が知りたいと思った 題材をとことん追って、生き生きとした記事をカリフォルニアワインのファンの皆様にお知らせしたいという思いがどんどんと強くなってきました。そのためには、利害関係の発生しない広告無しのニュースレターを自分自身で発行しなければならないという結論に達しました。こうして、このカリフォルニ ア・ワイン・パースペクティヴが生まれました。
しかし英語圏で日本語の小冊子を印刷して航空便で送付するというのは、とても時間がかかります。1日も早く情報をお伝えしたいと焦っても、時間的な問題を解決することは困難だったため、2005年に小冊子からオンラインに切り替えることになりました。小冊子の見た目は決してファンシーではありませんが、内容が濃いことはだけは保証致します。様々なユニークな題材を追いかけて書き綴った情熱を皆様に感じて頂ければ、これほど嬉しいことはありません。
(カフマン恵美子)