Wine Talkが拠点とするソノマの街

Sonoma City Hallソノマ・カウンティはサンフランシスコ市内から約55km、太平洋沿岸 に位置する美しい土地です。美しい谷やなだらかな丘、荒々しい山、そこへ降る注ぐ太陽と霧と雨。200以上のワイナリーが存在し、高級ワインが生産されて います。ソノマは、ソノマ・カウンティ、ソノマ・ヴァレー、そしてソノマ市と3つのエリアからなっています。Wine Talk のオフィスはソノマ市にあります。
(Sonoma City Hall プラザの公園のセンターにある市役所)
ソノマはダウンタウンとか、プラザと呼ばれる四角い公園を取り囲んだスペイン風の町。プラザ周辺の建物が文化財に指定されている歴史的由緒 のある町でもあります。1846年6月14日に、33人のアメリカ人のパイオニアたちがメキシコ統治から独立してソノマを首都とするカリフォルニア共和国 (California Republic)を設立したのですが、たった25日で、アメリカ合衆国に吸収されて消えてしまいました。熊の絵を描いた旗(The bear flag)を掲げて革命ののろしを上げたことにちなんで、現在のカリフォルニア州旗にも熊の絵が入っています。1996年には独立150年を記念して、革 命のシーンがプラザで再現されて話題になりました。 またプラザの角に1823年に建てられたミッション(伝道所)が、現在も残っています。サンディエゴからキリスト教の伝道をしながらミッションを建てて北 上し、ソノマがその最終地点となりました。
セバスチャーニという古い映画館があります。この映画館と向かいの公園がバック・トゥー・ザ・フユーチャートという映画のシーンに使われました。
カリフォルニアのワイン産業はロサンゼルスから始まっていますが、「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるオーガストン・ハラスティが 1857年に設立したカリフォルニア初の商業用ワイナリー、ブエナ・ヴィスタが町のはずれにあります。北カリフォルニアのワイン産業の発展はここから始ま りました。蔦の葉に覆われた静寂さを漂わせたワイナリーは現在テイスティングルームに使われています。その隣に当時使われていたカーヴが残っており、ツー リストのメッカとなっているのは言うまでもありません。またカリフォルニアでは非常に珍しいことなのですが、設立時から現在まで同家族(6代目)が所有す るグンラック・ブンシュー・ワイナリーがあります。
ソノマ・ゴルフ・クラブでは毎年プロのシニア・ゴルフトーナメントが開催され、春にはソノマ・ヴァレー・フィル ム・フェスティバルが開かれ、映画、ワイン、ワインカントリー・クイジンを楽しむ人たち、俳優たちが大勢やって来ます。歴史と近代を備えたソノマの町はヨーロッパからのツーリストも多く、ワインカントリーならではの雰囲気を味わう ことができます。 Wine Talk はワインカントリーの暮らしを肌で感じながら、ワイン情報を発信し、イベントを企画します。

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