ソノマの暮らしブログ

CIAで楽しいイベント

418日にナパ・ヴァレーのセント・ヘレナという町にあるCulinary Institute of America (略してCIA、クッキングとワインの学校)というところで aBASH(大文字と小文字間違ってません)と題するイベントがありました。

CIAとこの地区の栽培地のセント・ヘレナ・アペレーションという組織のコラボで開かれたものです。この組織に属するワイナリーのうち、25ワイナリーが参加。参加ワイナリーが注ぐワインにマッチする料理をCIAのライジングスターの生徒と地元レストランのシェフが作って、ベストのワイナリーと料理のマッチングを参加者が選ぶという楽しいイベントです。

例えばスポッツウッド・ワイナリー(Spottswoode Winery)2012年カベルネ・ソーヴィニヨン(素晴らしいワインでした!)に合わせてチームNo.20は骨髄を使った一品、

Bone Marrow Macaroni and Cheese with a bacon, Brussel Sprout, and Smac Crumble served on an Artichoke Leafというのを作ってましたが、とってもよくマッチしていました。

もう一つユニークなマッチングだなあと思ったのが、トリンチェロ(Trinchero)の2011年のプティ・ヴェルドに合わせてチームNo.2が作った、Garden Radish with Beef and Blue "Butter"という一品。赤の細長い小カブの中にビーフとブルーバター(チーズっぽかった)をつめたもので、小カブはさっと酢に漬け込んでいたようで、食べた後にちょっと残る酸味がワインの味を良くしているのに驚きました。

写真はカブが土の中に埋められてるようですが、この土っぽいのはチョコレートの粉とかのミックスで食べられるものでした。このプレゼンテーションもユニーク。

参加者は楽しそうに張り切ってメモを取ってました。セント・ヘレナ地区のフルーティな味わいがびっしりと詰まったワインを一口サイズの一品と共に美味しく飲ませてもらいました。

ワイン&フードの世界を盛り上げようというグッドアイデアのイベントでした。

 

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