ソノマの暮らしブログ

カリフォルニア州ソノマに住んで25年。第二の故郷と決めた美しいワインカントリーで、ワインを追いかけて暮らしています。

CIAのチャリティ・イベント

  


CIAのチャリティ・イベント

「Rising Sun, Raising Support 」というタイトルで日本の地震、津波災害復興の支援金を集めるチャリティが CIAで開催された。このイベントの主催者はCIA(Culinary Institute of America)の生徒たち。CIAのスタッフ、講師たちがバックアップしていた。

CIAではカリキュラムのひとつとして、毎年11月にWorld of Flavorというテーマで3日間、選んだ国の風味と食文化についてのコンファレンスを開催する。目的はアメリカの食産業ならびにアメリカ人の味覚に影響を与えること。昨年の11月、第13回目のWorld of Flavorコンファレンスに日本の味と食文化が取り上げられた。日本から有名シェフを含む60人がこのコンファレンスにやってきた。日本国内ではほとんど言葉を交わさない有名シェフたちがこのイベントで協力して日本の食文化を語り、その真髄を示した。

このイベントを通して日本の食文化、味、そして魂に感激した生徒たちが、日本の大災害に心を痛めて、自分たちが出来ることで支援しようというので、このチャリティを開催した。

この企画を率先したのはタイラー・アルハース、ケイト・エルダーヴィン、ショーン・ブッフィアグロの3人。タイラーはウイスコンシン大学で日本語を1年間学んで、日本にも短期間だけれど滞在したことがあるという。「日本に友達もいるし、日本の人たちをなんとかして助けたかった」と話す彼の瞳から誠実さが伝わってきた。ケイトはワインクラスの生徒なので、サイレント・オークションを担当、ショーンはこのイベントの全体を管理した。

11月のイベントで出された食べ物を再現。スシ、ラーメン、そば、焼き鳥、お好み焼き、たこ焼き、てんぷら、味噌&漬物、鯛焼き、おにぎりなどのブースがあって、好みの食べ物をブースを巡って食べるというスタイル。もちろんワインのブースも入っていた。現地から「ハナ」のトミナガ・ケンさん、「スシ・ラン」のクサカベ・ノリさん、「モリモト」のジェフリー・ルナックさんがゲストシェフとして参加。スシ、てんぷら、タコの料理を出していた。

大勢の人たちがやってきて大成功というイベントではなかったけれど、このイベントにかける生徒たちの情熱と純粋なハートが伝わってきた。

協賛ワイナリーから会場で楽しむワインとサイレント・オークションのワインが寄付されていた。こちらも競争で落札を狙うというオークションではなかったけれど、Dalla Valle Vineyards, Diamond Creek Vineyards, Shafer, Schramsberg Vineyards など36ロットが寄付されていた。

私もこのイベントの心意気に応えて、ロット2つを落札。日本のストリート・フードが食べられることに興奮して、食べまくって満腹になったお腹をさすりながら、暖かい気持ちで家路に着いた。


続きを読む
1729 ヒット

2011年 春



2011年 春

寒い雨天の日々が続く時が過ぎて、3月末の20度を超える日がやってきたときに、ブドウの発芽が始まった。2011年の3月は1995年ぶりの雨降りが続いた年だった。サンタ・ローザは100年ぶりという降雨量(10.44インチ)で平年の3倍だという。

4月に入って、このところ好天気が続いている。ブドウの芽はぐんぐんと成長していて、1週間で、あっという間にブドウ畑の様子が変わる。緑の芽が点々と通続いていたシャルドネの畑は、今はもう一面緑色だ。カベルネもほんのり赤みを帯びた芽が出揃ったなと思ったら、もう10センチほどに伸びている。

もうじき小さなブドウの房が顔を出す。その房が太陽の光をたっぷりと浴びてどんどん大きくなって、5月になると粟粒のような花が咲く。

ブドウの花が咲くといい香りがするとある栽培家が言っていた。今年はぜひその香りをかいでみたい。

              

続きを読む
1682 ヒット

そのまちゃん




そのま ちゃん

数年ぶりに旧友と再会。アメリカ人の男性と結婚されて可愛い女の赤ちゃんが生まれて、素敵なお母さんになって幸せそうだった。

赤ちゃんの名前は「そのま」。文字通り私が住む町、ソノマから取ってつけた名前だというので、すっかり嬉しくなってしまった。

ソノマの行きつけのカフェで、ランドマークのシャルドネ、オヴァールックとベッドロックのシャルドネで乾杯。ランドマークのシャルドネは良くできたカリフォルニアらしいふっくらとしたシャルドネ、ベッドロックはやさしい味わいの軽やかなミネラルが感じられるシャルドネ。雨天の日が続いていたのに、今日は快晴。柔らかな春の日差しを浴びながら、美味しく楽しく飲んだ。ランドマークは良質のシャルドネ生産ワイナリーとして定評がある。ベッドロックはレイヴンズウッドの元オーナー、ピーター・ジョエルの息子で、ワイン造りを父親から学んだソノマ・ヴァレーのサラブレッド。若干28歳。すでに高い評価を得ている。ベッドロックについてはニュースレター48号のワイナリー&ヴィンヤードに掲載。

希望と不安と期待が入り混じって、自信はなかったけれど、私なりに一生懸命に娘を育てた昔を思い出しながら、カフェのガーデンでそのまちゃんを囲んで穏やかな楽しいときをすごした。

子供は母親の文化と父親の文化を全身で受けとめて育っていく。それぞれの家族がぞれぞれの状況の中で、彼等らしい色をつけていく。

いつまでもお幸せに!

続きを読む
4927 ヒット