ソノマの暮らしブログ

カリフォルニア州ソノマに住んで25年。第二の故郷と決めた美しいワインカントリーで、ワインを追いかけて暮らしています。

Mela

生後6ヶ月の子猫をソノマのシェルターから引き取りました。
名前はMela、小柄な女の子です。
「シャイだけど、いい子ですよ」とシェルターの方が言ってました。
よく見ないと気がつかないのですが、左の耳の上端がちょっと切れてます。これは野生化した猫だけれども、避妊手術を受けた猫ですよという印なのだそうです。

生後2ヶ月のメラちゃんはお腹を何かに噛まれて傷口が開いてる状態で保護されました。テープでくっつけて、避妊手術をして野生に戻す予定だったのだそうですが、うまく傷口が治らず、糸で縫う処理をすることになって、術後フォスターホーム(一時預かりで世話をするボランティアの家族)に1週間いました。手術をした医師は「性格は可愛らしい」とカルテに記載しています。

シェルターの人たちは、メラは野生化した習性を持っていないいことに気がついて、受け入れ家族を募集することにしたそうです。決めて数日後に私と娘がシェルターを訪れて引き取ることになりました。いろんな人になぜなぜしてもらって、喉をゴロゴロ鳴らして娘の手の平を優しく舐めるのを見て、娘はイチコロでした。

野生化した猫は

人の前では物を食べない

絶対に体に触れさせない

ゴロゴロ喉を鳴らすことがない

という習性があるのだそうですが、メラは全く反対です。

メラのお母さんは野生化された猫ではなくて、迷って家に帰られなくなった猫だと思います。だからメラには家で飼われていた習性を教えたのだと思います。お母さん猫も無事だといいのですが、、、、。シェルターにはいませんでした。

家に来て5日間は、バスタブとかバケツの中、トイレの後ろに隠れて、見つけるのに一苦労。でも自分のベッドにコロッと横になって、撫ぜ撫ぜしてもらいたがるのでした。

2週間経った今は、家の中を走り回って、私の後を追って離れません。甘えっ子で、遊んでもらいたい時は、短いミャーで、おねだりします。そろそろティンエージャーになるようで、ジャンプはするし、バーっと走るし、躾が肝心な時期に差し掛かりました。

それにしても非営利団体のシェルター、Sonoma Pet Lifeline のスタッフとボランティアには頭が下がります。1982年に設立されたとのことです。犬は13匹、猫は50匹収容可能ですが、この土地の人たちに教育が浸透したのでしょう、子猫も含めて10匹ほどしかいませんでした。

シェルターはきれいに清掃されているし、保護された犬と猫に対する愛情は素晴らしいです。

メラについての記録が詳細に書き込まれていました。そして引き取ってから1週間後に様子を訪ねる電話が入りました。2週間以内に動物病院にチェックに連れて行くことが約束(初回はソノマカウンティのどの病院も無料)なのですが、その時にはミラのセンターの報告書と医者の治療報告書を持参するようにと言われました。

小さな体で辛い体験をくぐり抜けてきたメラを大切にしてあげようと思っています。

 
続きを読む
1639 ヒット

小さなファーマーズマーケット

カリフォルニアのトレンディなレストランの大半が、Farm to Table をお店のポリシーにしています。レストランで使っている食材は仲介者を通さないで農家(生産者)から直接レストランに渡って、料理されたものがテーブルに出されるという運動です。

この動きは一般消費者の間にも広がっていて、ファーマーズマーケットが各町で開かれています。

北海道でも道の駅に行くと農家の名前が表示されて野菜が売られていますよね。

ソノマでは、もう何年も前から毎週金曜日は冬でも町外れにある公園でファーマーズマーケットが開かれています。もう少し暖かくなると、さらに火曜日にソノマのプラザにある公園でファーマーズマーケットが開かれて、多くの住民が出かけていきます。

 

でも多数の農家が集まった大きなファーマーズマーケットではなくて、一農家(農園)でもあちこちでマーケットをオープンしています。

昨日、そんなマーケットの一つに寄ってみました。我が家から車で20分(80キロで飛ばして)くらいです。

夕方、4時頃だったので、サラダ用のレタス(取り立ての数種類をミックスしたベビーレタスは柔らかで、これを食べたら病みつきになります)は売り切れでしたが、栄養価が高いというので、スーパーフードとして、最近、人気があるKale(ケールと発音されてますが、日本ではなんと呼ばれているのでしょうか?)が数種類並んでいました。

どの野菜も、いうまでもなくとっても新鮮です。

ここでは酢(どんな酢か確認するのを忘れました)とオリーブオイルも売ってます。

それに朝、集めた?ばかりだよって、担当のおじさんが言ってましたが、卵が、とってもおいしくて、これまた病みつきになります。すぐ売り切れるので、一人半ダースしか変えません。特に薄いブルーの卵がなんといっても圧巻です。でも珍しい種類なので、半ダースに1個ラッキーだったら2個しか入ってません。ゆで卵にしたら、その美味しさが確実に味わえます。6個で3ドル50セントと、オーガニック専門スーパーのオーガニクの卵より2ドルほど高いのですが、その価値ありです。

今日は卵と小カブとタンポポを買いました。ちょっと苦味のある季節の野菜、たんぽぽに挑戦してみます。

 
続きを読む
1598 ヒット

竹工芸品

ソノマの町に小さな美術館があります。

小さいながらも、なかなか興味深い展示を繰り広げています。

今は日本の伝統工芸品のひとつ竹工芸品が展示されています。

人間国宝の勝城蒼鳳の「夕映」をはじめ、藤沼昇の「優心」、藤沼昇の「飛鳥」、田辺竹雲斎(作品の名前忘れました)等々、著名な竹工芸家の作品が20点ほど展示されてます。壁にも素敵な作品が展示されてました。

作品の題も、そうですが、作品は優美で繊細で詩の世界だなと思いました。作者の感性に感動しました。

 

やっぱり日本人はすごいといいたいところですが、言いません。

いろんな国で感性を表現した優れた作品が生まれているので、「日本人は!」と、あたかも日本人だけが優れているという表現は、インターナショナルなセンスから、外れるからです。

会場の中央に本物の畳が敷かれてました。茶道のデモンストレーションが行われるとのことでした。

お客さんは20人。お茶をいただいてみたいなと思ったのですが、チケットは売り切れでした。畳を見て、売り切れでほっとした気持ちもありました(笑)。若いころに膝を痛めたので、正座はかなりきついのです。

「ここに座ってるのは、大変ね」と受付の若い女性に言ったら「お客さんは、どれだけ長く座ってるのか、全然わかってないと思う」とにやり。

「あなたは美術館の会員だから、お茶は飲めないけれど、見るだけだったら、入れますよ」と言ってくれました。

お茶が終わった後、参加された方がよろっと立つ姿を想像して、見に来ようかなと思ったけど、やめました(笑)

続きを読む
1763 ヒット