ソノマの暮らしブログ

カリフォルニア州ソノマに住んで25年。第二の故郷と決めた美しいワインカントリーで、ワインを追いかけて暮らしています。

アメリカ人とマスク

アメリカで、「マスクをする」、「しない」が、頻繁にニュースで取り上げられています。

日本からみたら、「なんでそんなことでもめるの?」って思うことでしょう。

花粉症の季節に日本へ行くと、新橋にある定宿のホテルから通勤時間に外へ出て、新橋駅の信号を渡ると、黒い背広でマスクをかけた一群がわあっと歩いてくるのに出会います。

日本ではマスクをかけることには、抵抗がないですよね。政府がコロナウイルス感染予防にマスクを着用するようにと呼びかけたら、ほぼ全員が(多少の例外はあると思うけれど)マスクを着用してると思います。

コロナウイルス対策担当の科学者や医師が、なぜマスク着用が大切かという説明を、どのチャンネルでもコンコンと話しています。

予防ワクチンが開発されるまでは、とにかく感染率を低く抑えること。そのためには外出時にはマスクを着用、人との距離を2メートル取ること、頻繁に手を洗うこと、手を洗う場がない場合は、アルコール度60%以上のハンドサニタイザーを使うこと。自分を感染から守るとともに、万が一自分が症状なしで感染してるかもしれないので、他の人に移すことを避けるためにマスク着用が大事と、医師や科学者がテレビの報道番組で飽きるほど話しています。

それでもマスクを着用しない人が多くいるのです。

理由:

無知であること。

どんどんとソーシャルメディアで流されている誤った情報を信じてること。

例えば、コロナウイルスはフルーにかかったと同じ、死亡率もそれほど高くない、メディアは大げさに報道している。

自分は大丈夫(自分のことしか考えていない)

信じられない(と私は思うのですが)ことに、アメリカではマスクと政治がつながってるのです。

その大本はトランプ大統領のコロナウイルスに対する解釈と態度が元になっています。

ざっと挙げてみると、コロナウイルスは作り話だ、やがて消滅する、マスク着用は無視、経済が大事だからビジネス、学校はオープンするようにという意見です。さらに。時々、マスク着用は感染を減らすと言って、自らはほとんどマスクをしてないトランプ大統領のあいまいな態度が、国民を混乱させています。

共和党が知事である州はトランプ大統領の意見に従っています。

コロナウイルスは党派によって区別することなんかなくて、どちらの党を支持していようが、容赦なく襲ってくるのにもかかわらず、マスク派とアンチマスク派は政党によって決まるのです。

7月のギャロップ調査によると、コロナウイルスが広がるのを止めるためにマスクをする人は、民主党が94%、共和党がたったの46%だったそうです。

知事が民主党で、選挙の投票でも圧倒的に民主党が多い州(ブルー・ステート)、例えばカリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州、ニューーヨーク州では、コロナウイルス感染予防政策として、マスク着用、外出禁止令等を打ち出しています。

共和党が多い州で、知事が民主党という州では、知事がマスク着用令を出したら、共和党の州の議院が反対して控訴したという州もあって、思わず「うそ!」って感じです。

知事が共和党で、選挙では常に共和党が勝利してる州(レッド・ステート)は、思いつく州をあげてみると、ジョージア州、フロリダ州、テキサス州(最近、感染者が急増したので、さすがの知事もマスク着用を強く奨励すると発表しました)といったところですが、この州の知事は、マスク着用必要なしとしています。個人の意思に任せる、外出禁止令もなし、店も閉鎖する必要なし、学校もオープンするようにと、トランプ大統領の意見に従っています。

マスク着用反対派は、アメリカの伝統である個人主義 自由が束縛される、政府は自由を奪おうとしていると主張ます。

「トランプ大統領がマスクを着用しなくてもいいて言っている」と若い男性がテレビのインタビューに答えていました。マスクをするのは厄介だと思っていて、都合の良い言い訳に使っている節もあります。

ミシガン州で民主党の知事(女性)が3密?政策を発表したところ、銃を持参したマスク着用反対派が州政府のロビーに押しかけたというニュースは、もしかしたら、日本でも報道されたかと思います。

マスク着用反対派はアメリカの人種差別の歴史に繋がっている面もあります。人種差別、政治過激派、例えばKKK(白人至上主義者、主なターゲットは黒人)が被るフード(トップがとんがって目だけが見える白いフード)は顔を隠すために被られています。

30年前にカリフォルニアに住み始めたころのことです。テレビでKKKがいまだに存在しているというニュースを見て、とんでもない国に来てしまったと震えあがったのを覚えています。南部に存在しているグループでカリフォルニアには存在しない(多分)ということを知りませんでした。

バラクラヴァ帽やスキーマスクは顔を隠します。コロナウイルスの前は銀行とか空港でマスク着用が禁止されたり、着用をしないようにという方針を出していたところもありました。

店頭や、店内でマスクをしてない人にマスクをするようにと声をかけたら、殴打されて怪我人が出たりする始末。

連邦政府がマスク着用義務を方針として打ち出さない限り、個人レベルでマスク着用を徹底するのは限界があります。

アメリカ在住30年を越す今、驚くことが少なくなってしまいました。

アメリカは本当になんでもありなんで、それに慣れっこになって、当たり前と思って判断基準が軸が変わってしまうことが心配です。

私が住んでいる、ブルー・ステート、カリフォルニアでは大多数の人がマスクをしています。

もちろん、私も外出時には(滅多に外出しませんが)必ずマスクをします。

ひと頃、マスクが市場から消えていたので、娘が古いミシンでマスクを作り始めました。

「日本の優秀なシンガーではなくて、なんでフランス製?」と絡まった糸をほぐしながら娘がぶつぶつ。

「えっ、フランス製なの?」

20年ほど前に、安くてモダン(に見えた)なミシンを買ったのだけれど、機能が悪くて放置。

家族に加えて、友人や行きつけのコーヒーショップのスタッフとホールフッドの親しい従業員にマスクを作って渡しています。ホールフッドの駐車場で中年の女性に「素敵なマスクですね。私にも作ってくださいますか?お支払いします」と声をかけらて、2つ作って渡したそうです。

二重の布の間にフィルターを入れることができます。ドリップコーヒー用のフィルターか掃除機のフィルターを入れるといいとのことです。私は使わなくなった掃除機用のフィルター(たくさん残っている)を挿入してます。

働いている人は長くマスクをしていなければならないので、耳の後ろが痛くなるということで、ゴムは優しく少し緩めにして、きつさの調整はひもを付けて結ぶことができるようにデザインしてあります。

マスク着用は長期間になりそうなので、使い捨てではなくて、洗濯して使えるマスクを重宝しています。

めったにしないお出かけの時に、作ってくれた3個のマスクから服装の色に合わせて選びます。コロナ状況下での、ささやかな楽しみ?

電話やメッセージの友人とのやりとりで最後に入れる言葉は「Stay safe] 

「安全でね」っていう感じでしょうか。

マスク着用の必要がなくなって「Stay safe] と最後に言わなくてもいい日が来るまで、コロナと賢く共存して暮らします。

著作権

© Wine Talk California / カフマン恵美子

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コロナウイルス惨禍の誕生日

いつ終わりが来るのかわからないアメリカのコロナウイルス感染激増中の7月21日に誕生日を迎えました。

良き時代、1969年の7月20日20:17にアポロ11号が月に初めて人類を着陸させました。そして6時間39分後、アームストロング司令官が7月21日午前2時56分(UTC)、私の誕生日に初めて月面を踏みました。

打って変わって、2020年の誕生日はコロナ惨禍。行きたいレストランはほぼ閉店、テラスがあるレストランしかオープンしていないので、華やかバースデーディナーを楽しむことはできないという状況下での誕生日でした。

そんな中で夫と娘は、記憶に残る楽しいいバースデーを演出してくれました。

車で約1時間ほどかかるヒールズバーグという町に、有名なレストランがあります。通常は予約困難で、お一人様料理だけで5万はするシングル・スレッドというレストランなのですが、コロナ惨禍中はテイクアウトだけの営業で適切な価格でカジュアルディナーを出してます。それを知った夫は、テイクアウトの予約に挑戦してくれました。すごい人気で、あっという間に売る切れるのですが、運よくテイクアウトの予約ができました。

私は3月17日から数回しか外出していないので、ドライブがてらに夫と一緒にヒールズバーグまで出かけました。

「わーい、ソノマの町から脱出だあ!バンザーイ!」と解放感に狂喜。

テイクアウト受け取り時間は午後5時45分、5時ころに着いて、こぎれいな街を散策して、こちらもテイクアウトだけですが、おいしいコーヒー屋さんがあるので、そこでコーヒーを買おうねと、車を駐車して、いそいそとコーヒー屋さんに向かいました。

「えっ,閉まってる。信じられない!」恨めしい顔で表示をにらみつける私。

記憶にあるヒールズバーグの町はたくさんの観光客で賑わっていました。コロナ惨禍中だけれど、多少は人が歩いているだろうと思ったのですが、週日であることと時間帯も関係あるのでしょうが、しゃれたブティックや小物屋さん、カフェ、レストラン、全部閉店。だれも歩いていなくてがらーんとしていました。

テレビの報道を見てコロナウイルスの影響は凄いのだということは知ってましたが、実際にがらんとした町を夫と二人で歩いて、ぞっとして、そして悲しくなりました。この状況がもたらす経済的な影響は計り知れないということを肌で感じました。

結局一杯のコーヒーを楽しむこともなく、レストランの駐車場で車から降りることなく、マスクをした(夫と私も)サーバーの女性から大きな紙袋に入った料理を受け取って、帰って来たのです。

娘が庭の花を摘んでセンターピースにして素敵なディナーのセッティングをして待っててくれました。

お皿を洗う手間を少なくするためにレストランが詰めてくれた容器のままテーブルに並べることにしました。この容器は植物で作ってあって、生物分解性容器なのでごみ処理に安心して出せます。

カジュアルディナーはフライドチキン、トウモロコシ、自家野菜のサラダ、ポテトを料理したもの、ビスケット(パンの一種?)、自家製のバター、デザートまでついていました。シンプルな料理なのですが、全て素晴らしく美味しいのです。自営のオーガニック農場で得た食材を使ってるのだから、とっても新鮮です。一流シェフはカジュアルな料理も手を抜かないんですね。

ワインは友人がくれたシャンパン、2008年のドン・ペリニョンと2012年のソノマコーストのピノ・ノワール。シャンパンはエレガントでフレッシュ、幸せ感がぐんとアップ。シャンパンをプレゼントしてくれた友人が、電話をくれて、多少、音が外れてたけどハピーバースデーを歌ってくれました。げらげら笑いながらも、本当に楽しい誕生日になりました。

プールの水面に写る夕日がきらきら光って揺れてました。

でも心の片隅にちょっと影がかかっていました。こんなに幸せな環境にいる自分、でもコロナに感染した多くの人たちの苦闘。

地元ソノマでも感染者が増えています。最も多く感染してるのが、ラテン系の人たちなのです。

ラテン系の人たちはソノマカウンティ(群?)の人口の27%しか占めていないのですが、感染した人数の67%がラテン系の人たちなのです。

欠くことができない仕事の多くは彼たちが担っています。職場で感染して、狭い家に帰り、家族が感染してしまうのです。

不法移民だったら、逮捕が恐ろしくて病院にも行けません。

保険に入る金銭的な余裕がない人も多いことでしょう。

言葉のハンディもあってコロナの深刻な状況を把握していないこともしばしばです。

政府が根本から政策を変えなければ、この人たちの暮らしはよくなりません。あまりにも問題が大きすぎて、無力感を感じて、ニュースを見るのを避けたくなります。

大学時代に黒人差別反対運動に参加した夫は「ドクター・キング暗殺時代からゆっくりだけど、少しずつ状況が向上してきている。最近のブラック・ライブ・マターのデモには白人、黒人、ラテン系、アジア系の多人種の人たちが一緒にデモをする時代になっているから、ゆっくりだけど少しずつ改善されていくと思う。今の自分にできることを探して参加して、徐々に改善されるのを見守るのがいいんじゃないの」と彼の考えを話してくれました。

私ができることを探すこと、耳をふさがないで社会状況をきちんと把握して、正しい政策に投票をすること。このくらいしかできないけれど、何もしないよりはましかな。

楽しい誕生日、少しだけ心に影がさした思い出に残る誕生日でした。

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コロナウイルス外出禁止令緩和

今日でカリフォルニア州に外出禁止令が出て2カ月(5月25日現在)が過ぎました。

まだ感染者が出てるし、死亡者も出ているのですが、最悪期に比べたら、グラフの線が平らになったことから、外出禁止令が緩和されつつあります。

カリフォルニア州は「今日から自由に行動していいです」ということではありません。南部や中西部ではそういう方策の州もありますが、カリフォルニアは感染状況をチェックしながら、段階的に規則の緩和をしています。

日本のコロナ状況は落ち着いたのでしょうか?

毎日が日曜日のような暮らしが続いて、今日は何日、何曜日か定かでなくなってきました(苦笑)

体力と脳の力?が急激に落ちていくのを実感してます。

運動はなるべくするようにしていますが、一人ですると妥協してしまうのです。コロナの前はジムでパーソナルトレーナーをお願いして、週2回30分ですが、無駄なくきっちりと運動していたのですが、一人ですると体力が落ちているので結構きつくて、「この辺でいいわ」とつい妥協してしまいます(涙)

脳への刺激も少なくなっているので、名前とか以前にもまして、すぐに思い出せなくなってきてて、がっくり。

先が見えないと過去ばかり振り返るようになるんですね。全く新しい現象です。今まで思い出しもしなかった些細なことが、ぱっとよみがえってくるので驚いています。

我が家の周辺は、ブドウ畑があってソノマ山が見えて、とてもきれいな地区なので、車でやってきて散歩してる人が結構います。

時々、私も散歩するのですが、ただ歩くのは苦手なので音楽を聴きながら歩くことにしてます。ある日、モダン派のバイオリンの曲を聴きながら歩いていたら、突然、20年も前のことがよみがえってきました。

友達の圭子さんがソノマの町のクラシックミュージッククラブの会計を担当してました。地元の新聞にパガロニコンクールで優勝した若手バイオリニストがクラシックミュージッククラブのゲストとして、ソノマにやってくると書かれていました。そして載っている写真がイケメンだったのです。で、恵子さんに話して一番前の席を確保してもらって張り切って出かけました。登場した演奏者は新聞の写真(17歳くらいだったらしい)と同じ人物とは思えない、(多分35歳くらいかなあと思う)決してハンサムとは言えないバイオリニストだったので、圭子さんと顔を合わせて苦笑。

さらに驚いたのは、パート1はクラシックのバイオリンの曲を演奏して素晴らしかったのですが、パート2に入ったら、会場のライトが消され真っ暗になりました。そこへ青いライトが付いたバイオリンでがーんとメタル演奏が始まったのです。その頃の私はメタル大ファンだったので嬉しい驚きでしたが、会員はお年寄りが大多数なので、みんなショックで、硬い表情でした。演奏者はヨーロッパでメタルバンドを結成して演奏してるとのことでした。

この思い出がぱっとよみがえってきて、歩きながら思わず声を出して笑ってしまいました。

我が家の裏庭に桃、スモモ、柿の木があります。桃の花は春一番に華やかなピンクの花を咲かせるので、いつも感激して眺めていましたが、柿の木は11月にたわわに実ったのを収穫するだけで、花を見たことがありませんでした。

ふと柿の花を見たことがないなあと思ったのです。インターネットで調べたら5月初旬に開花するということを知りました。毎日が日曜日の暮らしで、たっぷりと時間があるので、毎日チェックしました。そして遂に可憐な黄色味を帯びた白い花が葉陰にひっそりと咲いているのに出会いました。それに柿の木の隣に植えてあるオリーブの木も、かわいい白い花が咲いているのを発見?しました。

夫が野菜栽培をしたらいいんじゃないのと大きなバスタブのような家庭菜園の容器?を用意してくれました。馬が水を飲むのに使うものらしいです。友人たちはこのバスタブのような容器で野菜の栽培を楽しんでいます。地面を耕して畑を作って栽培するには、土が粘土質で水はけが悪いのと、土を柔らかにしたら、これ幸いとばかりにモグラがあちこちからやってきて野菜の根を食べたり破壊したりしてしまうからです。

初めての試みなので、ピーマン、なすび、トマト、シシトウ、きゅーりを1本ずつ、もう一つの小型のほうにはハーブ(三つ葉も)を植えてみました。今は虫食いが多くてどうしたものか頭を痛めています。

5月24日の発表ではアメリカのコロナウイルス感染者は1,6157,441人、死者が98,034人と世界一です。25日の今日は100人がさらに死亡しています。最悪の世界一です。トランプ政権の対応が後で後でで、死ななくてもいい人たちが、今も、たくさん亡くなっています。

失業者が大勢出て、フードバンクに食料を受け取る長い列に心が痛みます。

ウイルスによる危機状況に陥っているときに、政府の対処能力がいかに大切であるかを強く感じます。対処方針をしっかりと示すことがないトランプ政権に啞然としています。なるようになるという無策で、死亡者が出るのは仕方がない、それより経済復活のほうが大事だから外出禁止令は無視してビジネスを再開するべきだと公然と主張しています。

幸いにもカリフォルニア州の知事は素晴らしい指導力を発揮して大人口の州にもかかわらず、死者の数を予測よりずっと少なく止めています。

今まで無関心だった配送の人、野菜を摘んでくれる人、毎日、感染の危険を覚悟で配達(郵便配達も含めて)をしてくれる人、大事なビジネスの一つとしてオープンしているスーパーで、感染してるかもしれないお客さんにも応対してくれている人たち、いうまでもなく医療関係でいつ感染するかもしれない恐怖を乗り越えて看護治療にあたってくれている医療関係の人たち(万が一に備えて遺書を書いてあるというサンフランシスコの医師の記事を読みました)、病院を掃除する人たち、様々な生活の必需品を運ぶトラックの運転手たち等々のおかげで、外出禁止下の暮らしを続けらることができています。こういった人たちが動けなくなったら、食料も生活必需品も一般庶民の手に入らなくなります。

今まで当たり前のように行ってたお店やレストランの業界が成り立っているのは、表には見えない作業も含めて、低賃金で様々な作業をしてくれている人たちのおかげなのだということも改めて感じています。

こういった人たちに光を当てる時代になるべきだとつくづく思います。

アメリカの裕福者と貧困層の格差は想像を超えるものです。11月の選挙で、低賃金で働いている人たちが少しでも楽に暮らせる社会になる政策を提示する大統領が選ばれることを祈るばかりです。

肉が手に入らなくなると、絶対にパニックを起こすだろうアメリカ人たちのために肉類生産工場で働いている人たちの感染率が多くなって話題になっています。

重い腰をようやくあげて、工場を閉鎖して消毒して働く人たちを保護するプラスチックの壁を設置したりして再開しようとしています。ひどい州は感染危険率が高い作業状態のまま、それでも働くことを命じて、感染したくないからと休暇を取る従業員には失業保険は出さないと命令した知事がいます。トランプは肉類不足になるのは避けなければならないから、すぐに工場での作業を開始することと命令を出す始末。働いている人の命より肉類を市場に届けるほうが大事だという経済優先です。

経済と国民の健康とのバランスをとるのは難しいことですが、感染予防を徹底しながらビジネスを再開するべきだと思うのです。

いまだに感染者と死者が増えているのに、ビジネスを優先して、すべてオープンにした州があります。オープンすればコロナ以前のビジネスに戻るという保証はありません。現に、感染を恐れる住民たちは慎重で、町やレストランに繰り出している人の数は少ないという報告があります。

でも、今日は戦没者追悼記念日で連休です。中西部や南部の州の海岸やビーチタウンにマスクなしで大勢の人がやってきている映像を見て、ぞっとしてます。カリフォルニアは多少のマスクなしの人がいますが、多数の人がマスクをしています。州による認識の差を感じます。数週間後にコロナ感染者が急増しないことを祈るばかりです。

数日前にコロナウイルスにかかっているかどうかの検査を受けてきました。ソノマカウンティの住民なら医師の指示がなくても誰でも受けることができるようになったためです。統計の助けになればと思って行ってきました。48時間後に結果がメールで知らされてきました。ネガティブでした。ネガティヴだと誰かを感染させることがないという安心感はありますが、誰かからもらうかもしれないという危険性は消えません。

間もなくソノマとナパはレストランはオープンしてもよいという許可が出ますす。ソノマはテイクアウトに加えてテラスとか外にテーブルを置けるレストランだけですが、ナパは室内もオーケーが出てます。でもテーブル数は外でも室内でも半分に減らして、テーブルとテーブルの間隔を2メートルとること、サービスやシェフたちはマスクをすること、お客さんが変わるたびに消毒すること、メニューは使い捨てのものにすることなど、いろいろ規則があるようです。

レストランでの食事の場面が前とはすっかり変わってしまいます。

ワクチンができるまでは、日本のように狭い居酒屋でワイワイといった楽しみ方はできないということですね。

当分は海外にも気楽に行けないし、焦らず毎日が日曜日を繰り返そうと思っています。

ビーチの写真はCNNのを使わさせていただきました。

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