10日間、グアテマラへ行ってました。
中央アメリカにある小さな国です。コーヒー好きの方はグアテマラコーヒーを知っているかなと思います。
わずか1%の裕福層と腐敗した政府が国を支配していて、貧富の差が激しい国です。
マヤ族は20ほどの部族によって言葉が違ってマヤ語ではコミュニケーションが出来ないという複雑な国。スペイン領土だったことからスペイン語が共通語。建物、教会にその面影が残っています。
お金持ちのアメリカ人の知人、アンはグアテマラのアンティグアという瀟洒な小さな町にスペイン語を習いに行って、すっかり気に入って家(サンフランシスコとソノマにも家があります)を購入。1年のうちに数ヶ月ここで暮らしています。アンの豪邸に招かれて、この国を訪れました。
週に数日オープンされる市場へ行くと、様々な野菜、トロピカルフルーツ、肉、魚がたくさん並んでいます。貧しくとも食材が豊富なんだなあ、このあたりがキューバとは違うなあと感じたのですが、もしかしたら、このマーケットではお金持ちが買うのかもしれません。
いろんな種類のとうもろこしが売られてました。主食として貧困層はとうもろこしをたくさん食べているのだと思います。
インターネットが使えるようになった1997年から、アンティグアの町は大きな変化を遂げ始めたとのことでした。若者たちは一生懸命働いていました。
いろいろと案内してくれたデニスは、世界から最も貧しい国のひとつとして報道されることに心を痛めていました。
カラフルな織物、きれいに咲き誇っている熱帯植物、フレンドリーな人々が行きかうアンティグアの町はツーリストと結婚式(素敵な結婚式が日本やアメリカの比べるとずっと安い)人気を得始めています。
誰もが幸せに暮らせる国になる日を願って帰途に着きました。