ソノマの暮らしブログ

カフマン 恵美子 はまだ経歴を設定していません

カリフォルニアの新しい規則

2019年も2月になりました。雨天が多い新年ですが、今週は良いお天気が続きそうで、日差しが春めいてきました。

アメリカはトランプ大統領がメキシコとの国境に塀をたてることに固執、その予算が議会で承認されるまで連邦政府を部分的に閉鎖を宣言して、政府に勤めている人たちが経済的困窮に陥っていました。そんなことはおかまいなく閉鎖を続行。一か月続けました。この大統領は自己陶酔で冷酷、もっと言えば残酷な性格の人間で、ぞっとしてきました。国民や国を守るという意識はなく、勝つこと、自分の思い通りになること、マスコミが毎日自分のことを報道するようにいろんなねたを良くも悪くも撒いて悦に入っているという大統領失格の人物です。一日の半分以上をテレビを見たり友人に電話しているという情報がリーク。右派のテレビを見て政策(外交ン政策も)や悪口をツイートしているそうで、アメリカはどこまで落ちるのでしょう。

さて、新年を迎えてカリフォルニア州では多くの規則(1000の規則)が制定されました。その中で目に付いたというか、関心のある法律をお伝えします。

1)カリフォルニア州からストローが消える?

カリフォルニア州のレストランではお客さんがリクエストしない限りストローを出してはいけない(付けないこと)という法律が制定されました。プラスチックが環境破壊に繋がっているということが話題になってます。少しでもプラスチックの使用量を減らそうというものです。この法律はカリフォルニア州が初めてです。今のところレストランだけでカフェとかファーストフッドの店は含まれていません。竹製のストローとかが出てきてます。わが家ではストローは使ってませんが、レストランでストローが必要かと聞かれたら、必要ないと答えてます。

2)ミルク

多くのレストランでは子供用のメニューがあります。

メニューの飲み物のチョイスにミルクと水を加えなければならないとされました。糖度の高い清涼飲料水は親がリクエストしたら出すというもの。子供の肥満が問題視されてることから、なんとか児童肥満防止つなげたいという苦肉の政策なのでしょう。

3)動物保護

カリフォルニアらしいなあと思う法律です。2019年からカリフォルニアのペットショップではシェルターあるいは動物保護団体に保護されている犬、猫、ウサギしか売ってはいけないという規則です。規則に反すると5万円の罰金を支払わなければなりません。ペットショップではペットがどの保護団体あるいはシェルターから来たかをお店に展示しなければなりません。営業としてペットを飼育(繁殖)している人の犬や猫は売ってはいけないというもの。野良犬や野良猫保護の法律ですね。純粋種の犬とか猫を飼いたいと思ってたこともありますが、ソノマのシェルターから子猫を連れてきて我が家の一員としてかわいがるようになってから、気持ちが変わりました。雑種の子猫に住みよい環境を与えてあげることができたし、すっかりなついているメラ(雌猫の名前です)が心を癒してくれるます。ソノマのペットショップではシェルターの猫を紹介するコーナーがあって、すぐに引き取られています。

4) 飲酒運転の安全対策

飲酒運転で捕まった人は車のエンジンを作動させる前にアルコール度を知るための器具(ignition-locking device)で息を吹き込んで数字を確認しなければないという規則です。アルコール度が高いと車のエンジンがかからないようになっているん器具なのですね。この器具は自費で購入、逮捕後12-18カ月使用しなければなりません。車が必須な土地なので、飲酒運転で捕まった後も、アルコール飲料を飲んでなければ運転できるというのはありがたいですよね。

2019年が素晴らしい年になりますように。今年もよろしくお願いします。  

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