No. 38 Date:2009-02-22

コピア閉鎖

友人から電話があった。「突然、このセンターは閉鎖されるから、従業員は全員帰るようにっていわれて、みんな呆然としたそうよ」
昨年亡くなったロバート・モンダヴィ氏が力を入れて、ワイン文化センターとして2001年に建てられたもの。
閉鎖した理由はいろいろあるだろうけれど、まず場所。ワイナリーが存在する地区から離れているので、わざわざこのセンターまで出向かなければならない。そ して入館料が一人12ドル。これは入るだけで取られる費用。ユニークな試飲とかがあったら、それは別払い。
いろんな興味深いイベントを企画していたけれども、それでも採算が合わなかったらしい。
時々食べに行っていた館内にあるレストラン「ジュリアズ・キッチン」も閉店。
コピア周辺一帯を開発し、ワインバーやレストラン、マーケットがオープンして、有名ホテルも建築されると聞いていたから、この地区が新しいスポットになるかもしれないと期待していたのだけれど、ホテルも不景気のため建設中止。
ワイナリーを訪れてテイスティングはしても、センターまで出かけてワインを学ぼうという人は少ないってことなんだろうね。