ワイン詐欺防止?
レストランで少々高級な年代物のワインをオーダーすると、ソムリエさんが抜いたコルクをテーブルにおいてくれる。香りをかいでみるのかな、ワインがコルクに沁みていないこと、もれていなかったことを確認するのかな。いまだによくわからない。でもたったひとつこれは実用的だということがわかった。
コルクにワイナリー、(シャトー)の名前がプリントされていること、その名前がラベルと同一であることを確認するためだというもの。
コルクに何もプリントされていない場合、このワインは本物かどうか疑ったほうがいいという。
ワイン詐欺、ワインスキャンダルは、ヨーロッパワインに多い。カリフォルニアワインにはあまり起こっていない。カリフォルニアワインがヨーロッパのワインに比べるとワイン詐欺のビジネスになるほど著名ではないということもあるのだろう。
カリフォルニアのワイン法にはヨーロッパのワイン法と違って、ワインの造り方や栽培方法、地区ごとのブドウのブレンドの規定といった条項が含まれていない。カリフォルニアのワイン法の大きな目的は消費者保護なので、政府は表示には厳しい注意を払っている。ワイナリーもライセンス剥奪といった大きなペナルティを避けるために、法律に従っていることも、詐欺防止に役立っているのだろう。
カリフォルニアのワイナリーではコルクにワイナリー名を印刷するのが当たり前ということだった。
コルクに名前が入ってないのを見たことがあるような気がするのだけれど、、、。