ソノマの暮らしブログ

カフマン 恵美子 はまだ経歴を設定していません

センチメンタルジャーニーその5


マニラから、プエルト・プリンセサという小島に飛行機で飛びました。飛行時間は1時間半。飛行場からチャーターしたバンで4時間。この運転手さん、ギアで運転するのはこのときが初めてと運転しながら告白。ギアの4から突然1にしたりするので、ぎっしん、ごっしん。相棒とスポッツウッドのジョンが、「あっ、今1にしたらだめ」とか指示を飛ばして走ります。マニラでエアコンがきつすぎて、風邪を引いてしまった身には、ぎっしん、ごっしんで車酔いになりそう。その上、補助イスに座ってしまったので、腰通。

途中で新しくできたという大型スーパーに寄って、小島に滞在中に食べる食料を仕込む。舗装なしの一歩通行の道に入って、またぎっしん、ごつんという車の音を聞きながら走り続けて、ようやく海辺に着きました。そこから小さな船に乗って30分、オーストラリア人が所有しているという島に到着。フィリッピンには何千という島があるそうで、買うことはそんなに難しくないそうです。インターネットなし、電話なし。電気はソーラーで夕方6時から夜の10時まで。10時になるとプッツンと電気が消えました。この家を管理するカップルがお掃除と食事の支度をしてくれるほかは誰もいません。。

美しい海岸を一人占めできるのはすばらしいけれど、、、どういう風に感じたらいいのか、しばし呆然。

浅瀬の海が続いているので、水遊びには最適。きめの細かな砂で、歩くと気持ちがいい。でも暑くて湿度が高いので、海辺を散歩して、止まると汗が噴き出します。

スポッツウッドの長男がくらげに刺されて「痛い、痛い」と大騒ぎ。管理人の奥さんが酢をかけてマッサージ、その後にアロエかな、植物の茎を丁寧に塗ったら痛みが取れたらしく、ぴたりと泣き止みました。

管理人の3人の子供たちは週末だけこに泊まって、終日は学校のある島プエルト・プリンセサで(13歳のお姉ちゃんと11歳のお兄ちゃんと10歳の男の子)3人で暮らしてるそうです。10歳の男の子がスポッツウッドの次男と仲良しになって、くらげ取りに出かけて、3つほど抱えて帰って来ました。ちゃんと腸かな?何かをその場で抜くので、刺されたりしないのです。おうちで刺身で酢と醤油でランチに食べるのだというので、私も食べたいなあと心から思って、そういったのだけれど、誰も信じてくれません。アメリカ人はくらげは食べないし、管理人の奥さんは私がそういうものを食べるというのを全然信じてくれず、ただほほえんでました。

夕食はこの日に獲れたお魚を奥さんが買ってきてくれて、料理してくれます。それをマニラから担いで来たワイン(1ケース)と一緒に楽しみます。

後は昼寝、散歩、読書。くらげが怖いので、海には入らず、ただただ眺めるだけ。残りの人たちはカヌーを漕いで遊んでました。

人生について考えるのに、いい場所だなとは思うものの、あんまりの静けさと蒸し暑さで、ぼんやりしてしまって、何も考えられないで終わってしまっ田次第。ユニークな体験でした。

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