ソノマの暮らしブログ

カフマン 恵美子 はまだ経歴を設定していません

センチメンタルジャーニーその6

  

小島に嵐がやってきました。空と海の色の色調の美しいこと。ワインを飲みながら、2重3重でピカピカっと光る稲妻のライトショーを楽しんでいたら、私たちのベッドルームが雨漏り。幸運なことにベッドのど真ん中ではなくて、入り口の床だったので、バケツを置いて、また飲みなおし。

翌朝、雨が止んでいたので、一安心。香港に向かう日なのです。小船に揺られて、飛行場のある島まで何とかたどり着きました。波が少し高かったので、波をかぶって結構濡れました。でも汗のかきっぱなしに慣れているので、濡れても平気。

香港は相変わらず活気に満ちていました。そして数年前よりもずうっと町がきれいになっていました。香港島に渡るフェリーの船着場に行く湾沿いの道は舗装されて散歩道になっていて、大勢の人が夜遅くまで少しでも涼しいところへということなのでしょう、涼んでいました。船からの夜景は相変わらずというか、ますますネオンが輝いて美しかったです。

インポータ-の方たちと中華料理をいただきました。北京ダックは、丸焼きでずばりそのものを、最初に持ってきてくれて見たときは、ちょっと気が引けたけれど、きれいに切られてお皿に盛り付けられて運ばれてきた北京ダックは、今まで食べた中で一番美味しかったです。

その前日に相棒と二人で入った、新しいスタイルの中華料理のレストランでのことです。興味を引かれる食材を使ったメニューが多かったので、それをオーダーしていきました。その極め付けがカモの舌の料理。きれいに切られてお皿に盛られて出てくるものと思っていたら、なんと舌そのものがずらりと並んで出てきました。口当たりはとろりとしていました。驚いたのは軟骨が入っているということです。私はひとつしか食べられませんでしたが、相棒はぺろりと平らげました。

その話をインポーターの方にしたら、「おいしかったでしょう!」とにっこり。なんか同士になった気分。

気温は多分30度を超えていて、湿度も80%はあったと思います。その中を地下鉄に乗って知人がソムリエを務める38階にあるレストランへと向かいました。

立ち並ぶ食べ物屋さんから出てくる、にんにくや酢や濃い醤油の香り、、。香港独特の香りっていってもいいのかな、、。

香港に数度着ているのですが、ペニンスラホテルでのハイティーをまだ体験したことがありませんでした。長い列が出来ていて、いつも時間が無くて諦めていました。今回は待ち時間は15分ほどとのこと。相棒はビールを飲んでもいいのなら付き合うといいます。私もおなか一杯なので、ハイティーのメニューは食べきれないから、紅茶とケーキでもいいかと聞いたら、オーケーというので、ビールとスコーン付きの紅茶セットで、一応、香港のペニンスラで、午後のお茶を楽しむという体験をしました。

今回はちょっと暑すぎ。もう少しすごしやすい季節にまた来たいと思った次第。食べるためだけにでも来る価値ありというのが、相棒のコメントでした。

   

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