大人になった娘が優しい心遣いを示してくれた母の日。
娘が仕事の関係で1日早く母の日を祝うことになるけれどかまわないかと聞いた。
私は「イエス!母の日の前夜祭!」と、いそいそと娘の車に乗り込む。ダウンタウンにあるレストランのカクテルアワーに招待してくれて、テラスでカクテルとシャンパン、アピタイザーをご馳走してくれた。夕日がさんさんと降り注いで、ソノマならではの母の日。
相棒が娘の助っ人を務めてくれて、ディナーを作って待っていてくれた。
イタリアのアルト・アディジェのピノ・ブランコとロブスターサラダ。色がとってもきれい!(写真を撮るのを忘れてしまった)
メインは今年初のBQで、お肉を焼いてくれた。マッシュルームの炒めたのをお肉の上にのせてある。とうもろこしが甘くて美味しい。
1990年のベリンジャーのプライベート・リザーヴをオープン。22年たったカベルネ。私の味覚では、ちょっと峠を越してしまったかなあと思った。
「22年たったワインで、うなるほどに感動するワインというのは、世界中でも、数少ない。このワインはすごく感動するというのではないけれど、なかなかいいんじゃないの」と相棒。
いつがワインの飲み頃かは、個人によって、違うし、ワインによってまったく熟成が具合が変わってくるから、難しいけれど、そこが楽しいねという会話。
町に新しく出来たベーカリーからかわいいシュークリームまで買ってきてくれた相棒に、冗談半分に「息子よ、ありがとう!」といったら、娘と相棒が気持ち悪がりながら笑った。
翌朝、日曜日、母の日の当日に、ベーグル、スモークサーモン、トマト、レタス、アボカド、フルーツサラダの朝食を娘と相棒が作ってくれた。なんだか誕生日と母の日が一緒にきたみたい。でもそれは口に出さなかった。なぜかっていうと、そういうと相棒は「その通り、だから誕生日には何もしないよ」ってジョークを言うに決まってるから。
穏やかで心安らぐ母の日を過ごさせてもらった。家族に感謝!