ソノマの暮らしブログ

Tres Hijas Vineyards



Tres Hijas Vineyards

Sabroso rojo

飲み仲間の一人、アブラムのワインがついにデビュー。デビューワインは2009年Sabroso rojo。スペイン語でSabroso rojo(美味しい赤)。ソノマ・ヴァレーの自宅の裏の小高い丘にある畑のブドウから造ったもの。数品種をブレンドして植えている。そのブレンドがシラー、ジンファンデル、ムルヴェードル、タナットと、とってもユニーク。世界に一つしか存在しないワイン。4品種を一緒に自然酵母で発酵している。

程よいフルーツ、飲み心地のいい楽しいワインだ。ランチでもディナーでも飽きないで楽しめる。

濃くて、フルーティなカリフォルニアの一般的な赤ワインのイメージとはちょっと違っている。偉大なワインじゃないけれど、こういうワインがもっとあってもいいなと思う。

リリースパーティは家族が一丸となってプランをし、仕切っていた。3人の娘さんがいることから、ワイナリーの名前はTres Hijas(トレス・イハス)Vineyards、スペイン語で3人の娘とつけた。

アブラムの仕事は不動産業。ワイン好きだからワインについてたくさん勉強していた。不動産業と小さなワイナリー。いつかワイナリーを持ちたいという夢がある人にとって、この組み合わせはいいかも。まず良い畑が付いた手ごろな家を見つけて買う。今までの勉強で得た知識とワイン業界の飲み仲間のコネを駆使して、気候、土壌、栽培条件に基づいて、どんなワインを造りたいか、造ることが可能かを考えて、ブドウ品種を決めて、植えて、それからワインを造る。

ズクリーミングイーグルの元オーナーの女性も不動産業。ワイナリーを持ちたいという夢をかなえる第一歩はワインカントリーで不動産業を営むこと?


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