新年おめでとうございます。ご挨拶が大変遅れてしまいました。皆様にとって2014年がすばらしい年でありますように!ゆったりペースですがブログとジャーナルを今年も書き続けていきたいと思っています。どうかよろしくお願いします。
昨年の12月25日にソノマを発って、札幌の実家でお正月を退院した父と二人でお正月を迎えました。母は脳梗塞で昏睡、いまだに意識が戻りません。1月8日に一人暮らしの父親を置いてソノマへ戻りました。数十年ぶりの厳冬での2週間。哀しさを漂わせながらも美しい雪景色でした。
ソノマは20度前後の気温で(夜はさすがに冷え込みますが)冬とは思えません。お天気がいいのは気持ちのお良いことですが、雨季である冬に雨が降らないと乾期の間の水が足りなくなってしまいます。カリフォルニア州知事は水使用量の自粛を宣言しました。
今の時期は例年なら丘は雨が降ってみずみずしい緑色、ブドウ畑はふさふさと下草が生えて緑色なのですが、写真の通り、剪定が終わった畑の地面は茶色です。このまま雨が降らないと人工貯水湖はからからになっている畑もあるそうで、2014年のヴィンテージが心配です。
この時期放牧場で緑の草を食む家畜たちののどかな光景が見られるはずなのに、食べる草がありません。そのために飼料を与えなければならず、肉の価格は上がることでしょう。
冬に毎日、カリフォルニアの青い空を楽しんでいるわけには行かないのです。一方で東海岸は厳冬。