ソノマの暮らしブログ

スペインのタパスバー

 

スペインのタパスバー

ようやく時差ぼけが直りました。スペインとポルトガルへ行ってきました。地元の人も「異常に暑い」と顔をしかめるほどに暑く(38-39度)、それにカリフォルニアの乾燥した空気になれてる身には湿度が高くすっかり体力を消耗しました。

 

マドリッド、セビリア、マラガ(スペインで3番目に大きいアンダルシア州にある都市)のどの町でも飲食街では軒並みに並んでいるのがタパスバー。

ただの当てが数種類すっと出てくるタパスバーもありましたが、出てこないところでも 必ずメニューにあるのが、イベリコハム。スペインで飼っている黒豚(black iberian pigs)

を樫の木の森で放し飼いにして、草や、ハーブ、どんぐりを食べて育った豚から作るもので、どの餌を与えるかで3つほど格があるようです。ベストはハムにする前に?森からつれてきてオリーブかどんぐりだけを餌として与えたものだそうです。保存期間も12-48ヶ月と差があるようです。写真はイベリコハムを保存しているタパスバー。

高級なものは当たり前ですがとっても美味しかったです。硬いのでかなりの時間、口の中でもぐもぐして、それからスペイン品種のヴェルデホ(Verdejo)という白ワインを飲むとハムもワインも相乗効果でとっても美味しかったです。

ヴェルデホという白ワインはシトラス系の香と味がするどちらかというとシンプルなワインですが、フルーティなのだと青りんごとか梨の香と味があって、シェナン・ブランに少しだけ似てるかなというのもありました。

なんとっても安いのが魅力。1グラス3ドルほどでたっぷりと注いであります。

赤ワインは古いヴィンテージ(2007年を飲みました)で、値段も高く高級ワインとされているのは、アメリカンオークの香がかなり強くきいてました。赤ワインは一般的にアメリカンオークが利いたものが多いようです。好き好きですが、私はオークの味と香が強いワインはファンじゃないので、残念!

もう一つ驚いたのは一皿のボリュームがたっぷりなこと。そうです。カリフォルニアから行った二人が驚くほどに多いのです。

スペインの3つの町では英語を話す人が少ないのに驚きました。でも笑顔が素敵でフレンドリー。マドリッドは「また行けたら行ってもいいね」っていう感じの素敵な町でした。

札幌時代に一度フリータイムのツアーでマドリッドに行っていて、美術館にも行ったのだけれど、一つの絵だけ見た記憶があって、他の場所はほとんど覚えてないので、ショックでした。

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