ソノマの暮らしブログ

2011年 春



2011年 春

寒い雨天の日々が続く時が過ぎて、3月末の20度を超える日がやってきたときに、ブドウの発芽が始まった。2011年の3月は1995年ぶりの雨降りが続いた年だった。サンタ・ローザは100年ぶりという降雨量(10.44インチ)で平年の3倍だという。

4月に入って、このところ好天気が続いている。ブドウの芽はぐんぐんと成長していて、1週間で、あっという間にブドウ畑の様子が変わる。緑の芽が点々と通続いていたシャルドネの畑は、今はもう一面緑色だ。カベルネもほんのり赤みを帯びた芽が出揃ったなと思ったら、もう10センチほどに伸びている。

もうじき小さなブドウの房が顔を出す。その房が太陽の光をたっぷりと浴びてどんどん大きくなって、5月になると粟粒のような花が咲く。

ブドウの花が咲くといい香りがするとある栽培家が言っていた。今年はぜひその香りをかいでみたい。

              

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