2011年お正月
冷たい雨が降る中、2011年のお正月を迎えた。そして今、ホリデーシーズンの浮かれ気分は消えて、毎日、寒くて霧のかかるソノマの町はカリフォルニアらしくない灰色ムード。
大晦日は例年通り、おせち料理を作って、家の掃除して、友人宅に駆けつけた。15人ほどでニューオリンズスタイルを蟹を食べた。
大きな鍋で蟹(15匹)ポテト、サヤインゲン、ソーセージ、ニンニクをニューオリンズのスパイスで丸ごと煮て、ビニールの上に新聞を敷いた大テーブルにドーンと広げて、手で食べる。リースリングがぴったり。
終わるとサンディが慣れた手つきで、こちらも慣れた友人たちが手伝ってくるくると丸めてゴミ箱へぽい。12時にそれぞれ抱き合って新年のあいさつ。1時過ぎに帰宅。
元旦は10時に相棒が作ってくれたお雑煮、おとそで新年を祝う。それから今年は20人に絞ったお客さんのために3日かけて作った私流のおせち料理をテーブルに並べる。2時からのパーティ。ビルとスーザンは2時きっかりにやってきた。
今年の黒豆はオリーブみたいに大きくて、私としてはなかなかよく出来たと満足。今年は寒いせいか、多くの友人たちが日本酒を所望。年によってはスパークリングワインが良く出る年もある。7時にパーティが終わって、キッチンのカウンターを見たら、日本酒はもちろん、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワインと20本近くの空き瓶が並んでいた。
パトリックがラベルがかすれてよく読めない古いヴィンテージのシャンパンを持ってきてくれた。悔しいかな、ゆっくりチェックする暇がなかったけれど、飲むだけはしっかり飲んだので、とっても美味しかったことだけは覚えている。
平和で経済状態が良くなる2011年でありますように。