97歳の父親と2週間半を一緒に過ごして、ソノマへ帰ってきました。札幌の蒸し暑いこと!ほとんど切れそうでした。
毎日、青い空のソノマへ帰り、我が家でほっと一息ついてテレビをつけると、「警察官が銃で撃たれて即死」のニュース。犯人は精神的に不安定な黒人。精神不安定の人たちが適切な医療処置を受けられず、社会に放置されています。これも突っ込んでいけば18歳以上は成人として扱われるから、強制できない法律があるし、、、医療費を払うことが出来ない貧困層がたくさん存在するし、、、それは複雑。
その次は同姓婚が合法になったにもかかわらず、ケンタッキーで結婚を認定する役目の州の職員が認定する署名を拒否して、裁判官が刑務所(多分拘置所)へ入れる命令を出しました。キム・デイヴィス(49歳)という女性は聖書に書かれている結婚は男女の間でのみ認められるという彼女が信じる宗教観に反するから署名できないというもの。
宗教の自由と同姓婚の権利がぶつかっているのです。
彼女をサポートする人たちが小さな町に5000人も集まって、子供たちの安全を守るために学校を休校にしたり、保守派の大統領選挙の候補が応援に駆けつけて、この問題を政治に利用したりと、それは複雑。
6日間の拘置所から出てきた彼女の今後の動きは、、、裁判官は法律に反して、再び同姓婚認定を拒否したり阻害したら、再度拘置所へ戻すといっています。
常識的に考えたら、彼女が辞職するか解雇って思うけれど、解雇は宗教の自由を認めないことになるから出来ないし、彼女は辞めないとがんばってるし、他人事だから、遠くから見ているだけだけれど、これを解決しなくちゃならない関係者たちは大変だと思うな。
日本でも二人の中学生が殺されてた哀しいニュースが流れていましたが、殺人事件の件数は減っているというコメンテーターの声もありました。
憲法改正が起きるかもしれないという不安など、いろいろありますが、それでもほぼ単一民族の国で、その価値観もそれほど大きく違うことがない人たちが住んでいる、日本という国は安全で平和な国だと覆います。