札幌の実家から帰って、10日たちました。今回は時差ぼけがひどくて、毎日ぼんやりとして過ごし、ようやくソノマのスケジュールに戻りつつあります。
そんな折に、名前を耳にしたことがないワイナリーから新ワインのリリースパーティの招待メールが入りました。現地感覚?を取り戻すのには良い機会と出かけてみました。
ワイナリーの名前はATTUNE 。カーネロス地区にありました。高級ワインを生産している小さなしゃれたワイナリーで、ちょっと驚きました。
ヴァレットパーキングということで3,4人のボーイさんが待機しているのに、まず、えっ!お金持ちのワイナリーだ!
広々とした裏庭にはプールがあって、その向こうにブドウ畑が広がっています。
生産ワインはロゼ、シャルドネ、ピノ・ノワール。入るとすぐにまずロゼが手渡されました。フルーティなので一瞬、甘口と思ってしまうのが、カリフォルニアワイン。絶え間なく大きなお皿に手でつまむことが出来る食べ物を載せたサービスの方がやってきます。それを片っ端からいただきながらロゼを飲んでいると、きちんとした酸味が感じられました。軽やかでフルーティなロゼでした。
シャルドネをいただきました。やっぱり一瞬、フルーツの甘味を感じるのですが、徐々にきれいな酸味が感じられます。エレガントなみずみずしいシャルドネ。
ピノ・ノワールはカーネロス地区のピノらしいソフトな口当たり。こちらもエレガントなピノ。
このワイナリーのワインは秀才ワインではないけれど、きちんと造られていて、口当たりが優しく、多くの人に愛される美味しいワインでした。ソノマのプラザから車で20分ほど、それに美しいカーネロス地区にあるのだから、予約の訪問客は多いだろうね。
若くて(多分IT あるいは金融関係)裕福そうな男女が主なゲストでした。小さなワイナリーなのでこの方たちがメンバーとなって買うのでしょう。
未知のワインを楽しむわくわく感が楽しかったです。
シャルドネの小さな房が葉の下にひっそりと見えます。順調に育っているようです。