ソノマの暮らしブログ

カフマン 恵美子 はまだ経歴を設定していません

ローマ教皇訪米

ソノマは毎日良い天気です。心なし秋の風を感じます。

266代目ローマ教皇、フランシスが初めてアメリカを訪問。24時間ケーブルTVはずうっと訪問行事を報道し続けています。

この様子を見ても、アメリカにとってローマ教皇の訪問は大イベントであることがわかります。

フランシス ローマ教皇は今までのローマ教皇とちょっと毛色が違うようですね。アルゼンチン生まれであること、貧困層に関心を注いでいられること、それも話されるだけではなくて、行動に移される方のようです。アルゼンチンでは貧困街に毎週バスで通って世話をしていたといいます。

オバマ大統領がローマで会見した際にキューバとの国交復活を提案されたとか。今回もキューバを訪問してからアメリカへ来られました。

私は仏経を信じていますが、どの宗教も認めます。ただ宗教のために人々を殺すのは絶対にやめてほしいと思ってます。人を救うための宗教なのに、信じる宗教が違うという理由で戦争をしたり、大殺戮を繰り返すのは、本当に信じられないことです。

世界に多くの偉大な宗教家が存在します。フランシスローマ教皇は世界の弱い者への援護、環境保護の支持など、ご自分の意見をきちんと話される偉大な宗教家だと思います。中絶、同性婚には、反対されていますが、アメリカの一部の信者のように、それを理由に阻害しようとはしません。

今回のアメリカ訪問で、アメリカのカトリック教会の方は、どこか変わるのかしらと、興味深いです。

信者の方には、不謹慎なお話かもしれないので、初めに謝っておきます。

娘が5歳の時にキャンピングカーでヨーロッパを1ヶ月にわたって回りました。フランスのワイン産地の小さな村の入り口には、必ずキリストが十字架に架けられている白い像(時にはお顔だけ)が設置されています。そして額、両手と足の甲に釘が刺され赤い血が流れている像なのです。白に赤、強烈で生々しくて怖かったです。

スペインの海辺の町でこじんまりとした美術館に行ったときのことです。ここでもまたキリストが十字架に架けられている絵や像がふんだんとありました。スペインは敬虔なカトリックの国ですから当然です。

「ママ、この男の人に何が起こったの?」と娘が聞きました。そりゃそうですね、どこへ行っても見るのですから。

こりゃ、きちんと説明しなくちゃいけないな。でも信じてるわけじゃないから、どう説明したものか、、、と考え込んでると、次にお釈迦(仏?)の像の前で

「ママ、この人は男なの?女なの?」ときた。

胸は少しふっくらしてるし、本当にどちらにも見える像でした。

いまは少し勉強して、「男でも女でもないよ」いえるけれど、あの時は返事に困りました。笑

どの宗教のどこが違うかっていうことよりも、世界の人々がどうしたら幸せになれるかという議論をしたいものです。

 

ローマ教皇フランシスの写真はウィキペデイアのを使わせていただきました。

 
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