2012年ハーヴェストが無事に終わりました。
2010年と2011年の困難だった年に比べると、正反対の素晴らしい年になりました。春先の霜害もなく、開花時期の雨もなく、温暖な日々が続いた夏。猛暑でブドウの粒が焼けてしまうこともありませんでした。
その上に収穫量がとても多かったのです。ブドウの質もとっても良く、プラス、プラスの年になりました。
収穫量が多く、いっせいに数品種が熟したので、発酵用のタンクが足りなくなって大慌てというワイナリーが多かったと聞きました。昨日、コリソン・ワイナリーへ行ったのですが、四角いコンテナみたいな容器を発酵タンクとして使っていました。
あさってから雨が降るという天気予報ですが、どんどん降ってくださいという気持ちです。
ブドウ畑は秋らしくなりました。黄色になったブドウ樹の葉が太陽を浴びて黄金色に輝いています。
写真のちょっと赤みを帯びたブドウ樹の葉は、きれいですが、実はバクテリアが付いてしまった病気のブドウ樹なんです。昔は葉が真っ赤になったブドウ畑を見て、「秋だなあ、なんて美しいブドウ畑なんだろう、、、」ってうっとりしてましたが、今は「あっ、病気のブドウ樹!」って、ブドウ畑の所有者に同情してしまいます。
でも今は、ウイルスフリー(バクテリアフリー?)の台木がほとんどなので、真っ赤な葉のブドウ畑はあまり見られなくなりました。この写真のブドウ樹たちは、まもなく引き抜かれて、ウイルスフリーの台木を使ったブドウ中に植え替えられる予定です。
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