2月20日にホテルニューオータニにて日本ソムリエ協会関東支部の例会で「新しいスタイルのカリフォルニアのピノ・ノワール」をテーマにセミナーが開かれ、講師を務めさせていただきました。
肩の痛みが消えず、不安なスタートではありましたが、286人の方が出席してくださり、無事に終わることができて、ほっとしています。
このセミナーにカリフォルニアから、オハイ・ヴィンヤードのアダム・トルマックさん、オー・ボン・クリマのジム・クレンデニンさん、サンディのラジ・パーさんが参加してくれました。
そしてトゥール・ダルジャンのシェフソムリエの谷さんが素敵なコメントをしてくださいました。
最初の20分間、私が新しいスタイルのピノって、どういうものかということと、そのピノが出来る産地の説明をざっとして、その後に7つのワイナリーのピノを試飲しました。
試飲したピノは:
ケスナー(Kesner)
サンディ(Sandhi)
ロス(Cobb)
オハイ(Ojai)
タリー(Talley)
オー・ボン・クリマ(Au Bon Climat)
シェアー(Scherrer)
1つか2つのワイナリーはご存知だと思いますが、後のワイナリーの名前を聞いたことがないかもしれません。
どのワイナリーも小規模です。こつこつと自分が信じるスタイルのピノを造り続けてきたワイナリー、まだ新しいワイナリーもあります。エレガントでバランスの取れた非常にレベルの高いピノを造っています。近い将来、このタイプのピノが主流になるときが来ると思います。
アダムにはどうして「今のスタイルに造りをかえたの?」
ジムには「トレンドが変わっても同じスタイルで造り続けてきたけれど、でもちょっと変わってますよね。どこをどう変えたの?」
ラジには「ソムリエをしていて、なぜワインを造ろうとしたの?」
3人の醸造家に質問しました。
新しいピノって?
各ワイナリーの紹介
3人の質問に対する答え
はニュースレターに順を追って記載したいと思っています。