ソノマの暮らしブログ

地球温暖化防止と牛

ここ数年、カリフォルニアは大規模な山火事そして旱魃が続いています。山火事はカリフォルニアだけではなくて、他の州、オレゴン、コロラドなどでも発生しているし、世界ではオーストラリア、ギリシアで大きな山火事がありました。

そして今までになく大規模なスケールのハリケーンが大西洋沿岸の州を立て続けに襲っています。日本も台風の被害がひどいと聞いています。ドイツで大雨による大きな土砂崩れが起きたのも今年のことです。

原因は地球温暖化です。

地球温暖化とは、大気中にある二酸化炭素(CO2)やメタン、フロン, オゾン、亜酸化窒素、水蒸気などの温室効果ガスが増え過ぎて、宇宙に逃げようとしていた熱が地表にたまりすぎることで、気温が徐々に上昇し、地球全体の気候が変化することです。(WWF Japan)

世界の科学者が温暖化の原因である温室効果ガスを減らす様々な方法を提案しています。

その一つとして、牛が地球温暖化防止に協力?することができると科学者が発表しました。

なんで牛?と思うことでしょう。

牛は大量に排尿します。一頭の牛の1日の排尿量は30リットル。牛の大量の尿が環境保護に大きく影響するというものです。

2019年のデーターでは亜酸化窒素は全米の温室効果ガスの7%を占めていると報告されています。

尿には窒素がふくまれており、糞便と混ざるとアンモニアになり、酸性雨などの環境問題になります。また硝酸塩で水を汚染し、空気中の汚染物質である亜酸化窒素を生成します。

もし牛が決められた排尿場所(牛のトイレ?)へ行く訓練できたら、廃棄物を管理して温室効果ガスの排出量を削減することができるというものです。

そこで牛が一定の場所で排尿するように訓練できるかどうかという実験をしました。

牛の糞も地球温暖化に影響を与えていますが、この実験では糞は含まれていません。結果は牛のトイレットトレーニングは可能だという結果が出ました。

ドイツでのリサーチなんですが、16頭の牛のうち、11頭が決められた場所で排尿するようになりました。牛用のトイレ?のドア(ゲート)を押して 指定された小屋?に入って排尿。幼児のトイレ訓練と同じで、特別の小屋に入った牛が、その小屋で排尿したら甘い液体を与えるという方法で訓練しました。もし小屋以外の場所で排尿したら、冷たい水をかけるのだそうです。子牛は15日で訓練ができました。もしかして人間の子供はもっと日にちがかかる子もいるかも?

牛が地球温暖化防止に協力することになるかもしれないのに、私(人間)は、何ができるのかなあと考えてしまいました。

地球温暖化防止を目指す組織に入ったり、政治家にメッセージを送るという活動をする方法もあります。

でも、私が毎日の暮らしの中でできることはないのかなと思って、いろいろ調べました。答えは「カーボンフットプリントを少なくすること」でした。

カーボンフットプリントって何?

カーボンフットプリントは、直訳すると「炭素の足跡」。産業的には商品やサービスの原材料の調達から生産、流通を経て最後に廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算したものです。

人の暮らしのレベルだと、個人、イベント、組織、サービス、場所、または製品によって引き起こされる温室効果ガスの総排出量を、二酸化炭素換算で表します。

サイトの名前忘れてしまいました(汗)がカーボンフットプリントを個人レベルで減らすには、以下のことができるとリストアップされてました。

*牛肉を食べる回数を少なくすること、そして食べる量も少量にすること。

多くのアメリカ人はビーフを毎日たくさん食べます。牛は環境に大きなインパクトを与えているので、牛の数を減らすために、牛肉、乳製品を食べる回数を少なくして、植物ベースの食事に切り替えることを奨励しています。

*ビジネスのために飛行機を利用しいる人はビデオコンファレンスを多くすること。車での移動なら車を電気自動車に切り替えること。

*どうしても車を運転しなければならないなら、電気自動車かハイブリッドに替えること。

車のタイヤの空気をしっかりと入れておくこと。

駐車しているときはエンジンを止めること。

*車での移動ではなく歩くこと、自転車に乗ること。

*木を植えること。緑豊かな公園とか庭は大切です。The Woodland Trust という組織は10年間で6400万本の木を植えることを計画しています。

自宅に緑のスペースを作ったり、バルコニーや窓際の鉢に植物を植えること。

小さな公園、池、コミュニテイガーデンなどがあったら守ること。

緑を保護する団体があったら協力すること。

*家の中での小さな日常の習慣を変えることで、カーボンフットプリントと燃費を減らすことができます。

家の中の温度を少し低くして、寒かったら、もう一枚か二枚着る。

使ってない電灯や電気器具はスイッチを切っておく。

電球はLEDか低エネルギーライトに切り替える。

水効率の良いシャワーヘッドに替える。

家の断熱材は適切なものを使っているかどうかチェックする。

窓やドアの隙間を塞ぐこと。

家やアパートを借りてるなら、大家さんにエネルギー効率が良い建物になっているかどうか確認する。もしなってないならエネルギー効率が良い建物に変えることを提案する。

*無駄を最小限に抑えるように努力する。

一度しか使わないものを買うのは避けること。

必要以上に買わないように努力すること。

中古品を買うようにすること。

長く使用できる質のものを買うこと。

新しいグリーン志向(カーボンフットプリントを少なくする製法)を目指すブランドを選ぶこと。

修理して再使用すること。

必要がなくなったものはチャリティに寄付するか売ること。

*食べ物を無駄にしない。世界の排出量の8%を占めてるそうです。食物生産、運送、消費者に届くまでのシステムの過程の排出量がとても大きいのです。

*包装が多すぎると思ったら、ブランドに知らせてください。顧客のフィードバックを真剣に受け止めるブランドもあります。

以上のことを丁寧に説明してありました。

このうちのいくつかは、今からすぐに実行できそうです。「塵も積もれば山となる」ということわざがあります。一人一人が小さなことを実行していくと、結構な量の炭酸ガス排出量を減らすことができそうです。

このまま地球の温暖化が放置されたら、今世紀末には30−50%の生物が消滅すると予告されています。

「環境への悪影響を減らすために積極的にカーボンフットプリントを少なくする暮らしを始めたら、家族、友人、顧客、クライアントとその経験を共有してください。退屈させたり対立しないでください。代わりに、体験の浮き沈みを正直に話しましょう」とありました。

2021年の国別のカーボンフットプリントの排出量は中国が世界最大で、次いでアメリカ、インド、ロシア、日本と発表されています。

アメリカのソノマに住む私は、丘陵地でのんびりと草を食む牛君たちにエールを送って、二酸化炭素の排出量を少しでも減らす暮らしを目指します。

science-spark.com の写真を使用させていただきました。

   

アメリカのコロナの政治化