大統領選挙から2日目
クリントンが選挙で負けた夜、ソノマの友人たちはショックで眠ることが出来なかったといってました。
ラテン系やイスラム教徒の人たちは、アメリカから追放されるかもしれないとおびえています。怖くて学校を休んだ子供もいたとか。
このような恐怖心を起こさせる人物が大統領に選ばれるというのは、絶対に違ってると思うのですが、どうなることか。
人種差別、宗教差別、女性蔑視、相手候補者をいやしめる暴言の数々、こういう人を受け入れる人々が大勢いたことに、ショックを受けてます。
いまだに、何が起こったのか悪夢から抜け出せない人もいます。特にカリフォルニアは60%以上がクリントン支持者です。娘の職場でも全員、黒い服を着てきたといってました。
トランプに投票した白人層が住むアメリカ中西部と南部はカリフォルニアとは別世界です。白人優先を求めている人たちの存在、根強い人種差別があることがトランプによって陽が当てられてしまいました。
昨夜は全米の都市で「トランプは私たちの大統領ではない」というメッセージを掲げて大規模のデモがありました。
カリフォルニアでもサンフランシスコ、オークランド(7000人参加)、ロスアンゼルス(州道101号線を占拠)でも夜の12時までデモが繰り返されていました。
アメリカ人全部があほじゃないと世界に示してくれて嬉しかったです。
今日はオバマ大統領が引継ぎをしています。クリントンもきっちりと敗戦宣言したし、オバマも丁重に引継ぎをして、アメリカ国民そして世界にアメリカは大丈夫だと知らせようとしています。これが反対でクリントンが勝利していたら、トランプはどんな態度をとったかと思うとぞっとします。
今後、トランプと低次元の取り巻気が、どのような政策を打ち出すのか、戦々恐々として見守っています。
政策によっては、民主党のやや左よりのグループや黒人団体の勢力が戦う(暴力ではなくて)準備をしています。
「アメリカよどこへ行く」ですよね。
Oliver Godad さんの写真を借りました。