2013年ハーベスト終了
夜の気温が10度前後に落ちるようにった今日この頃、ブドウの葉が枯葉色に変わって、夕日に映えている畑はとても美しいです。
今日はハロウイーン。「トリック・オア・トリート」と言って思い思いに仮装した子供たちがチョコレートやキャンディをもらいに家々を回ります。
友人の家は200人くらいがやってくるというのです。かわいい子供たちが親に連れられてやってくるのは初々しくて嬉しいものですが、中学生高校生たちが団体でやってくると、ちょっとぞっとします。我が家は町から離れているので、誰も来ません。それで友人が今年は私の家に避難したいというので、我が家で数人の友人を招いてディナーをすることにしました。
2013年のハーベストが無事に終了しました。2012年に続いて収穫量も多くて、なかなか良い年のようです。
何人かの醸造家に「今年のワインの出来は?」と聞いてみましたが、まず「うーん」と一呼吸置いてから「なかなかいいよ」という反応でした。
「ブドウの状態がいいのと不可思議なのとがあった」と知人。
「まだ少しだけ発酵中のタンクがあるけれど、ほぼ終了だね。なかなかよさそうだ。最後に暑くなって焦って摘んだのがあって、このときは忙しかった。」とピノ・ノワール生産ワイナリーの醸造家。
樽に入ったばかりの赤ちゃんのワインからヴィンテージの予測をするのは、赤ん坊を見て、どんな大人になるのかと予測するのと同じくらいに難しいんじゃないかしら。昔は神童、今は普通ってのもあるし、、、。
2010年と2011年はそれはそれは涼しい年で、収穫量がとっても少なかったから、手に入れたいワインがなかなか手に入らなかったと思います。
そして2012年と2013年は順調な天候のおかげで、たくさん付いた房が順調に生育して、量がぐんと増えました。(我が家の裏庭のスモモも桃も2年続けて豊作です)
ということはワイナリーにとって旗印のワイン造り用のブドウの選択幅が広くなるから、良いものが出来るし、セカンドワイン用のブドウも十分にあるし、質も良いということになるから、消費者にとっては楽しみなヴィンテージですね。