ソノマの暮らしブログ

カフマン 恵美子 はまだ経歴を設定していません

Butter Fly Restaurant & Bar




Butter Fly Restaurant & Bar

サンフランシスコのピア33にあるレストラン&バーです。サンフランシスコ湾に沿っていくつかのレストランがありますが、どのレストランも大きなガラスの窓から湾を眺めるこが出来るようにデザインされています。このレストランも例外ではなく、バーから湾が見渡すことができます。時々、真っ白い帆を張った小さめのヨットがすうっと滑るように横切っていきます。

レストランなので、バーに立ち寄るのではなくて、食事に来てくれるお客さんのほうが嬉しいに決まってますが、場所柄、バーにふらりとやってくるお客さんのために火曜日、水曜日、木曜日は3時から7時までハピーアワーとしてバーをオープンしています。

ハピーアワーだと、ワインがグラス売りで5ドル、バーテンダーがその日に選んで作るカクテルが5ドル。二人で食べたら、ちょうどいいスナックになるかなという量のアピタイザーが5ドルと8ドルで、バーメニューに数種類ずつのっています。

まずはカクテルから。バーテンダーのローリーが選んでくれました。金柑が入ったマルガリータの変り種。なかなかいけます。陽が落ちていく湾を眺めながらのカクテル、、、。いいですねー。アピタイザーのメニューからKalua Pig with Butter lettuce cupsをオーダーして、赤ワインを飲むことにしました。知人が働いているので、Crispy Fried Caramariがさりげなく出てきました。2つのアピタイザーを美味しくいただきながら、ピノとシラーを楽しみました。

レストランとしてはセレクションが限られたワインリストですが、他ではあまりリストアップされていないワインが載ってました。そのひとつがLagier Meredith というラベルで出しているシラーです。デイヴィス校でアロマウイールを開発したアン・ノーブル元教授が退職してご主人と二人でナパのマウント・ヴィーダー造っているワインです。グラスが12ドル、ボトルだと48ドル。公平な値段だと思います。ヴィンテージが2009年で、ナパは涼しい年だったこともありますが、こってりタイプのフルーティなシラーではなくて、引き締まったタイプ。ワインだけで飲むと、ちょっとタイトかなと思う方がいるかもしれませんが、カラマリとあわせるとぴったり。楽しく飲みました。ピノは良く出来ているけれど、印象に残りませんでした。オパス・ワンが300ドルでのってましたよ。ツーリストを狙ってるね(笑)

女性3人のグループが写真を撮ってくださいといってきました。オレゴンから誕生日を祝って姉妹とお友達でサンフランシスコへやってきたということで楽しそう。

ブロンドの女性が私を見てにっこり。カメラマンと二人です。誰かしらと思ったら、サンフランシスコのチャンネル9で放映されている「Check, Please」という番組のホストを務めているLeslie Sbroccoという女性でした。彼女は隣町のサンタ・ローザ出身で、ワインの記事を書いていました。今はテレビのセレブで忙しそう。このレストランが多分フィーチャーされるのでしょう。彼女はローレル・グレンが好きで記事を書いたことがあるので、相棒も顔を知っている女性です。そんな話を彼女として、写真をとってもいいかと聞いたら、カメラマンが気を利かせて二人でどうぞって言ってくれたので、断るわけにもいかず、二人でカメラのに収まりました。

このことを相棒に携帯からメッセージを送ったのです。

「Check, Pleaseの女性がいるよ」

「意味がわからない」

「チャンネル9」

「チェリーと天気の番組やってるけど」

「なんのこっちゃこれは」って、娘に話したら相棒はチャンネル9を見たら、チェリーと天気を話題にした番組が放映されていたということなんじゃないのと解説してくれました。もう少しきちんとコミュニケーションをする必要があるんじゃないのと娘に説教される始末。笑っちゃいますよね。

美しいワインカントリーの景色に囲まれて暮らしながら、ゴールデンゲートを渡ってサンフランシスコに気軽に出かけて、町の雰囲気も楽しむことが出来てラッキー。

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