Luce でのクリスマスディナー
サンフランシスコのインターコンチネンタル・ホテルのレストランLuce( ルーチェ)でワイン・クラブの2011年ホリデー・ディナーが開かれました。サンタ・ローザがベースのワインクラブなので、サンフランシスコまでは、都合があって出てくることが出来なかった方もいて、メンバーの25人ほどが集まってのディナーでした。
以下がメニューです。
Caramelized Diver Scallops, Cauliflower, Green Apple, Caviar
ホタテは新鮮でシャルドネとぴったり。
Fall Vegetable Garden, Fuyu Persimmon, Sheep’s Milk, Black Olive
ユニークなサラダ。上品な味と色合いがなんとも言えません。
Parmesan Mousse, Crispy Potato, Buckwheat, Slow Cooked Egg
半熟玉子がうまく使ってありました。
Glazed Duck Breast, Sunchoke, Pistachio, Tangerine
柔らかく、ニュアンスのある素敵な一品でした。もちろんピノと一緒に楽しみました。
Slow Cooked Berkshire Pork Loin, Parsnip, Brussels Sprouts, Pickled Mustard
OR
Roasted Lamb Loin, Crispy Lamb Belly, Black Olive, Garlic,Baby Carrots, Turnip
なんといってもカベルネで。
Buttermilk Panna Cotta, Winter Citrus, Dehydrated Milk Form
彩のきれいな甘すぎないエレガントなデザートでした。
Chef de Cuisine- Daniel Corey
ミシェランの1星を彼がシェフになってから獲得。この夜のワインに合わせてメニューを組み立ててくれました。
ワインは豪華番でした。
1990年 Palmers d'or (スペルが違ってるかも?)シャンパン
2005 年Marcassin シャルドネ Three Sisters Vineyard
オークの香と味わいがフルーティさと溶け合って、程よい若さがあるふっくらとしたフルボディのシャルドネ。バタリーでリッチ。ワインだけで美味しくいただきました。
2008年 Peter Michael シャルドネ Ma Belle-Fille
シトラス系の味と香りにミネラル。マーカシンと反対の引き締まったタイプ。エレガント。
2007 年Kanzler ピノ・ノワールSonoma Coast
カリフォルニアらしい熟した(過熟ではなく)ブドウから造られたピノ。まだ閉じていました。
2008 年Papapietro Perry ピノ・ノワールPommard Clones
こちらもカリフォルニアらしいよく熟したブドウから造られたピノ。
2008年 Carlisle ジンファンデルRussian River Valley
ベリー風味がいっぱいのジンとは一味違った、複雑味のあるジンファンデル。
1981 年Jordan カベルネ・ソーヴィニヨン
サヤインゲンの味と香りが特色の軽やかタイプ。
2001年 Barnett Vineyard(マグナム)カベルネ・ソーヴィニヨンSpring Mountain
ブラックチェリー、スパイス、フルボディのコクのあるカベルネ。
1988 年Lynch Bages
スモーキー、口に含むとクールなフィーリング。少しの青い野菜の香りと味。
1997 年Spottswoods カベルネ・ソーヴィニヨン
よく熟したブドウから造られたカベルネ。フルーティさがキープされていて、若々しさが十分に残っていました。カシスとダークフルーツが印象的なカベルネ。
1998 年Scharader (マグナム)カベルネ・ソーヴィニヨンGundeamns Vineyard Upper Block
ブラックチェリー、カシス、スパイス、まだ十分に若々しく、大型の深みのあるカベルネ。
1985年 Graham Vinetage Porto ポート
口当たりがオイリー。ほどよく熟成していて美味しい。
まずはシャンパンから。そしてシャルドネ、次がピノ、ジンファンデル、カベルネ。最後はポート、それから友人でもあるソムリエのキエットがみんなにグラッパを振舞って、パーティは夜中の12時まで続きました。グラッパを振舞ったキエットは、帰るに帰れず、振舞ったことを後悔したのでは?