Redd Wood





Redd Wood
暑くもなく寒くもない気持ちのいい正午、ナパ・ヴァレーのヨントヴィルにある、イタリアンレストラン “Redd Wood” へ行ってみた。私が大好きなReddの姉妹店。

料理のメニューは典型的なこのあたりのイタリアン(カリフォルニア・イタリアン、略してカリタリ)で、ピッツアにパスタ、サラミ類&チーズ、シーザーサラダを含むサラダといったところ。お値段はすごく高くはないけれど、決して安くはない。そう、ナパ価格。

料理はカジュアルだけれど、きちんと料理されていて、美味しかった。

早めに着いたら、レストランがオープンするまで15分ほどあるという。このレストランはホテルと続いているので、パラソルが設置された応接セットがあった、もちろん外。ここでワインを飲みながら待ってもいいというので、イタリアのプロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)をオーダー。週日だし、ランチには早いからお客さんは私たちだけで、とっても静かで居心地がいい。

軽いランチということで、次の品をオーダー。

Shaved spring vegetables, green goddess, little gems

シェイヴドと説明にあるのは、要するに薄く削った野菜が入ったサラダということなんだと思うけれど、サンフランシスコのレストランでも見た。例えば生のアスパラを薄く削って入れてあった。しゃきしゃきして美味しかった。

Calamari, shrimp fritto mista

パリッと揚げてあったので、満足。

Tomato oregano, garlic & chili (no cheese)

チーズが入っていないピッツアって、どんなのかしらということでシンプルなピッツアを意図的にオーダー。味のいいトマトソースとピリッと利いたチリの味がちょうど良くて、チーズ抜きの物足りなさはなかった。

ワインは以下の2つを飲んでみた。

2009年Pinot Noir, B Kosuge, The Shop Carneros

カーネロスのピノらしいコクと豊かなフルーツ味。ピッツアにはよくマッチ。

2009年Petite Sirah Three Clicks Napa Valley,

ニュースレター52号にプティ・シラーについて書いたけれど、このワイナリーのプティ・シラーはまだ飲んだことがなかったのでオーダーしてみた。ナパ・ヴァレーはカベルネ・ソーヴィニヨンの土地と思っていたけれど、今まで思っていたプティ・シラーの特徴が、より洗練されたプティ・シラーが造られていることを発見。

料理にのひとつひとつに感激することはなかったけれど、美味しく、楽しく過ごした午後。

ナパ・ヴァレーならではのちょっとしゃれたテラスで心地の良いときを過ごす季節やってきた。