NL58-1 San Francisco International wine competition



San Francisco International wine competition

とってもよく晴れた9月中旬、サンフランシスコのウインスティンホテルの最上階でクロニカル紙主催のワインコンテストでダブルゴールドメダルを獲得したワインの試飲会があったので、顔を出してみました。

このコンテストのユニークな点は3つ。

フレンドリー価格帯、中価格帯、高価格帯(数種の$100-200)のワインと幅が広く、高額ワインは$100がひとつ、$125が一つ、$120が一つ、$220が一つだけで、安いのは$11というのも入っているところ。

コンテストのタイトルどおり、カリフォルニアとオレゴン、ワシントン州、その他にュージーランド、オーストラリア、イタリアが入っていること。

クロニカル紙のワイン評価は、過熟、アルコール度の高い、ワインのトレンドに反対してきた。だから主流のスタイルとして君臨してきたタイプのワインはメダル獲得には入っていない。といって、フルーツは未熟で酸が高いといったタイプのワインは少なく、食事と楽しめるワインが多かった。

このコンテストにワインを出すワイナリーは、限られているようだ。

高価なワインを生産している高級ワイナリーが、コンテストに出すメリットはないよね。だってもうブランド名の評価が定着しているのだから。コンテストに出しました、メダルは取れなかったということにでもなったら、逆にマイナスになってしまうものね。

私にとって、当然のことだけれども、ダブルゴールド獲得ワインで「納得!」と「えっ?」というのとがあった。それぞれの味覚が違うのだから、当たり前。私がなるほどと思ったワインをリストアップしてみました。

白ワイン:

2011年 ピノ・グリAstrolable Promise, Marlborough ニュージーランド( $23)

2010 年ソーヴィニヨン・ブランBonterra Vineyards Lake and Mendocino カリフォルニア($14)

2011年シャルドネMcManis Family Vineyards River Junction カリフォルニア ($10)

2010年シャルドネFive River California カリフォルニア($11)★ベストシャルドネとなってた。

2010 年Cameron HughesMoscato d’Asti Lot 319, イタリア( $14)★ベストモスカート)となってた。

ピノ・ノワール:

2010年La Merika Central Coast カリフォルニア ($15)

2008 年Sanctuary Bien Nacido, Santa Maria Valley カリフォルニア ($30)

シラーズ:

2010年Songlines Estate McLaren Vale, オーストラリア ($120)

2010 年The Colonial Estate Exile Barossa, オーストラリア($220)

カベルネ・ソーヴィニヨン:

2009年Barterra Winery Alexander Valley カリフォルニア($90)

2010年First Press Napa Valley カリフォルニア ($15)

ボルドーブレンド:

2008年Chateau Ste Michelle Meritage artist Series, Columbia ワシントン州($54)