ソーラーシステム
現在、カリフォルニアでは100社以上のワイナリーが、ソーラーシステムを使っている。2011年からソーラーパネルの価格が下がっていて、この価格は2012年も続くという。価格が低下したこともワイナリーがソーラーシステムに切り替える理由のひとつ。ソーラーシステムというのは、太陽エネルギーを有効に利用して電気エネルギーを得るシステムで、太陽光発電と日本語では言われていると思う(多分)。
現在、アメリカでは、国、州、そしてローカルでもソーラーパネルを熱源にすることを強く押していて、さまざまな方法で奨励している。例えば州レベルではアリゾナ、カリフォルニア、コロラド、ハワイ、メリーランド、マサチュウセッツ、ニュー・ジャーじー、ニューヨーク、オレゴン、ペンシルバニア州の10州が、リベート(支払った額の一部の払い戻し)、税金免除などで、ソーラープロジェクトを奨励。地方レベルでもソーラーシステムがサポートされていて、ソノマ・カウンティでは地元のビジネス、市の役員、環境保護グループ等にサポートされている非営利団体であるSolar Sonoma Countyという組織がビジネス、個人に向けてソーラーシステムのサイズ、支払いオプション、ソーラーシステムを設置することによって経済的に有利かどうかといった見積もり算定サービスをただで行っている。通常、こういうサービスは2000ドルから1万ドルはするという。
このサービスの効果に注目をした連邦政府ではソーラーエネルギーコンサルティングを他の場所にも奨励する。
Solar Sonoma Countyではターゲットをワイナリーに当てている。というのもソノマカウンティ内では最もエネルギーを使うのがワイナリーだからだ。
太陽がさんさんと降り注ぐカリフォルニアで太陽エネルギーを利用しない手はないよね。
個人住宅でも屋根の上にパネルを設置している家が、ちらほら目に付く。