No.30 ワイン・コンテスト

No. 30 Date:2007-09-04

ワイン・コンテスト

数年前に大騒ぎになったトゥー・バック・チャック(2ドルのチャック)、こと チャールズ・シャウのシャルドネが今年のカリフォルニア・ステート・フェアーのワインコンテストでダブルゴールドメダルを獲得し、ベスト・ヴァリュー・ホ ワイト・ワインという賞ももらったという。  友人から「買ったよ!今晩飲むのよ!」というメールが入った。私は賞をもらったシャルドネは飲んでいないけれど、大騒ぎになったころは、何度か飲んでみ たので味については記憶がある。そのシャルドネとずいぶんと違う味なのだろうか。そんなことはないよなあと独り言。それで価格別のカテゴリーでゴールドメ ダルになったんじゃないの?と友人に返信。でもどうやらそうではないらしく、本当にダブルゴールドメダルを獲得しているのだ。
そこで考えた。まず、このコンテストの審査員って、どういう人たちなの?という疑問。こういうワインにゴールドメダルを出していたら、このコンテストの信望がなくなるよねという感想。
このコンテスト用に特別に瓶詰めしたんじゃないのという声も。あるいは何百万ケースと大量に生産しているので、買ったバルクによってブレンドが違ってく る。たまたまコンテストに出したブレンドのシャルドネの質が良かったんじゃないのかという声。審査員は人工的なオークの味が利きすぎた平板なシャルドネに 飽き飽きしていたところに、チャールズ・シャウのシャルドネは少し違っていてフレッシュだったからメダルを与えたといっているという声。どれが真実なのか はわからない。  
安くて美味しいワインがあることは嬉しい。ただいろんなワインコンテストがあるから、あのコンテストでメダルを獲得、このコンテストでも賞を獲得というの をマーケティングに使っているワイナリーのワインが、必ずしもピカイチであるということはないということも知っておいていいと思う。
目安として一つのコンテストではなくて、数コンテストで同じワインが賞を得ている場合には、そのワインの質はある程度確かだと考えてもいいなと、思っている。
高級ワインで生産量が少ないワイナリーではコンテストにワインは出さないよね。それからワインは競争するものではなくて、好みのタイプのものをワイン好きが選んで楽しむものだからということで、コンテストに参加しないワイナリーもあるヨ。