No.42 健康第一

No. 42 Date:2009-11-02

健康第一

カリフォルニアのワイン仲間たちは風味が凝縮したワインが好きだ。アルコール度が14%以上でも、バランスが取れていたら気にしない。
最近、日本の知人たちとカリフォルニアワインを飲む機会があった。濃いワインは、肉料理のとき以外は飲まなくなってきた、年とともに軽いものを食べるようになったから、濃いワインは合わないんだと、あるグループは言っていた。
もうひとつのグループはいろんなワインを飲んで、幅広いワインを受け止めることができるまでワインを飲んだ紳士たち。スパークリングワインで始まってス パークリングワインで終わることもあるという。シャンパンは彼女と飲むものとか、祝い事のときに飲むものという観念はもっていない。実際、ランチはオイス ター等の魚介類の料理をシャンパンで楽しんでいた。この日本の紳士たちはオープンマインドだ。
もうひとつの若い女性のグループは肉料理、魚料理、野菜を食べ、濃いワインをがんがんと楽しそうに飲んでいた。
年齢、ワインを飲んできた歴史、体力、どんな料理を好んで食べるのか等々いろいろと絡んで、それぞれの人が自分が美味しいと思うワインを選ぶようになっていくのだろう。
さて私はって考えた。ソノマで仲間たちと食べる食事は、BBQ,肉、魚のどれかをメインにサラダがつく。私は豆腐が大好きだけれど、仲間たちとのディナー では豆腐料理なんてのは食べない。だから濃い赤でも白でも良く飲む。もっともこの仲間たちは、最近、白はヨーロッパの酸が利いたものを好んで飲む。
なんてったって体力がある。仲間たちとワインを楽しむために体力づくりが欠かせない。体力がないなんていってられない。楽しく飲んで食べるには健康が第一。