No.50 初夏のワイン

 

初夏に飲みたいワイン

2011年のソノマの6月は、今のところ初夏にはほど遠く、肌寒い春っていう感じ。でもこの原稿を書き終わって更新するころは、多分、20度前後に気温が上がっているはず。その季節に飲んでみたいワインを上げてみた。

夏だからと言って、安くて水みたいなワインをビールみたいにがぶ飲みするのもいいけれど、もう少し中身(?)のあるワインを飲んでみるのも乙なもの。

 

2010 Tablas Creek Patelin de Tablas Blanc

コート・デュ・ローヌの白ワインと同じ品種をブレンド。主な品種はグルナッシュ・ブラン、それにヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌをブレンド。ステンレスの発酵タンクで発酵。トロピカルフルーツ、レモン、ミネラル。フルーティでリッチなフィニッシュ。(パソロブレス)

2009 Grieve Family Winery Sauvignon Blanc

少量生産の小さなワイナリー。早くに摘んだブドウは樽で発酵。遅くに摘んだブドウはステンレスタンクで発酵。熟したふくよかな味わいなのだけれど、程よい酸味があるのでだれていない。中位のボディと長いフィニッシュのユニークな高級ソーヴィニヨン・ブラン。(ソノマ・ヴァレー)

 

NV Roedere Estate Brut

フランスのシャンパンハウス、ルイ・レドレールが親会社。

価格も程よく、酸味がきれいで価格にしてはエレガントで飲んでいて飽きが来ない。ちょっとしたパーティに常用している。